見出し画像

動物・ヒトの子ども #232 辞書の生き物

小鹿のバンビ

 「バンビ:Bambi」といえば「子鹿」のイメージがありますが、子鹿は英語では「fawn:フォーン」です。
 「バンビ」はディズニー映画の主人公の子鹿の名前で、主題歌の歌詞「子鹿のバンビ―は…」の印象が強かったためか、子鹿のことをバンビと呼ぶと思っている人が多いようです。

 以前、子供の動物の英語での呼び名を紹介しましたが(#228、#229)、人間の子供もいろいろな呼び方で成長します。

 生まれたての赤ちゃんは「newborn」で、乳幼児は「infant」、よちよち歩きの幼児になると「toddler」、保育園児は「preschooler」、10代の少年は「teenager」、そして思春期「adolescence」を経て成人「adult」に成長していきます。

 動物ではここまで細かく成長を言い分ける種はありません。
パンダやカンガルーなど一部の動物を除けば、動物の赤ちゃんは生まれてすぐ立って歩くものが多く、大人と同じ行動をするからかもしれません。
 
 人間の成長はなんと時間がかかるものでしょう。時間がかかるからこそ子供はかわいいのかもしれません。悩みも多いかもですが。

論語
 論語を残した孔子は「吾十有五にして学に志す 三十にして立つ」と言っていますが、当時の寿命から考えると、30才で自立したというのは遅い気がします。
 しかし、学問的に究めたというのであれば早熟だったということになるでしょうか。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?