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辞書の生き物 #382 バッタもん

バッタもん

偽物(にせもの)を表す言葉として広く使われていますが、粗悪品模造品という意味でも使用されます。

元々は古物商が使っていた言葉とされています。

彼らは安売りの露天商として全国をバッタのように飛び回って商売していたため、彼らが扱う商品を「バッタもん」と呼ぶようになったという説があります。

他にも、露天商がハリセンなどを持って、台をバタバタ叩いてたたき売りをする様子に由来するという説もありますが、生き物辞書としては、バッタのように飛び回って商売していた説を採用したいと思います。



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