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#8「市場を分析する」って具体的に何をすればいいの?

「既存事業の売上アップ」や「新規事業の立ち上げ」を成功させるには市場分析が大事だと言われますが、具体的に何を分析すればいいのか、いや、そもそもどんな情報が必要なのかもわからない...
そんな方にもわかりやすく、市場分析につていご説明します。


そもそも、市場とは何か

市場とは、商品やサービスが取引されている「場所」や「状況」のことを言います。
消費者から見れば市場は書店やAmazonといった「本を売っている場所」だけですが、作家からすれば作品を取り上げてくれる出版社、出版社からすると卸売業者も市場になります。
市場を分析するにはまず、自社の商材が売り買いされている場所や状況にどのような企業や人が関わっているのかを知ることが大切です。
どのような企業や人が関わっているのか整理をするとき、ビジネスモデル俯瞰図を活用されるのがお勧めです。

市場分析に必要な情報

市場を分析するにはまず「市場に関する情報」を得る必要があります。
1.市場の規模と成長率
対象とする市場の現在の規模と将来の成長率に関する情報、市場全体のポテンシャルや展望を把握できます。
2.競合の状況
競合他社の存在や市場シェア、競合商品やサービスの特徴、価格戦略、マーケティング戦略などに関する情報、競合分析は競争上の優位性を理解する上で鍵となります。
3.顧客をグループに分ける(セグメンテーション)
市場内で共通の特徴やニーズを持つ顧客グループに分け、各グループのニーズや行動パターンに関する情報を把握、これによりターゲットとなる顧客層を特定できます。
4.SWOT分析
自社の強み、弱み、市場の機会、脅威に関する情報、組織の状況を全体的に把握し戦略の方針を決定できます。

さいごに

顧客に製品やサービスを選んでもらうにはこの市場分析が欠かせません。
市場分析は事業戦略を立てるうえでも重要な要素になってくるので、少しづつ進めていきましょう。

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