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絶対達成する人とそうでない人の違いは数値計画の使い方に表れている


絶対達成する人とそうでない人の違いは数値計画の使い方に表れている


私の考える、優秀な経営者の特徴のひとつです。



そしていちどつくったそのルールには絶対に従うのです。

たとえば小売業。「ある数値を下回ったらその店は閉店」と決めています。どれだけ肝入りの店だろうと、その数値を下回ったら閉店です。

ある数値XがAという条件を満たす場合、必ずBをすると決める (※)

これが徹底できる人は傷口が広がる前に最善の対応ができます。何より、意思決定が早い。スピード感が求められる現代のビジネスにおいて、とても大切なことではないでしょうか。

今回はこの(※)の考え方があなたにも必要になってくるという話です。さっそく本題に入りましょう。

あなたは数値計画を立てました。大事な仕事です。しかし、「そこまで」で終わっていないでしょうか。わかりやすさのためにダイエットを例にしましょう。

まずは1ヶ月で◯kg痩せる。2ヶ月目では△kg。3ヶ月目には□kg。……

いわゆる数値計画というものはこのようなものであろうと思います。しかし成果の出ない人は数値計画を立てただけで満足し、そのまま何も変化することなく終わってしまいます。むしろ立てた計画通りの数値にならないことにイライラしたりするかもしれません。

なぜこの人物はうまくいかないのか。数値計画を「立てるもの」と思っているからです。

しかし成果を出す人は違います。立てた数値計画を活用し、現在地がどうなのか、いまのやり方が良いのか悪いのか、何をどう改善すれば良いのか、決めていきます。朝食の量をもっと増やす。夕食の時間帯を早める。散歩の量を増やす。ダイエットは何か行動をしないことには成果は出ません。どんな行動をするのかを決めるために数値計画が存在しています。どう考えても、成果が出るのはこちらの人物でしょう。

なぜこの人物はうまくいくのか。数値計画は「使うもの」と思っているからです。

×  立てるもの
◯ 使うもの

分かれ道は、この考え方の相違にあります。では「使う」とは具体的に何をすればよいのか。今回はそこに焦点を絞り、簡単なエクササイズも楽しんで頂こうと思っています。

まずは重要な問いがあります。本当に、重要な問いです。

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