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あなたの生産性が上がる! 「時間感覚」を鍛えるトレーニング


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あなたの生産性が上がる! 「時間感覚」を鍛えるトレーニング


こんにちは。ビジネス数学・教育家の深沢真太郎です。

今回も数字に苦手意識を持っている人のために、楽しく取り組めるエクササイズをプレゼントいたします。私の開発している研修プログラムのうち、「数的思考」と呼ばれるものの一部です。大手の企業研修などでも実際にワークとして使っているものなので、ぜひ「国内唯一のビジネス数学・教育家」が開発した研修を実際に受けているつもりで、楽しんでいただければ幸いです。

「生産性を上げたい」

そう思っているビジネスパーソンがとても多いようです。おそらくあなたもそのひとりでしょう。まずはそう思っていることに心から敬意を表したいと思います。

ところで、この「生産性を上げる」とはどういうことでしょうか。とてもカジュアルに、擬音も使って、中学生でもわかるように説明するなら、こうなります。

「パパッと、サクッと、クイックに仕事をして、ガッツリ成果を出す」

カタカナが多い(笑) でもあなたの認識する生産性とはそういうことのはずです。昨今は若者が「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉を好んで使いますが、これもまさに生産性のことを指しています。そういう意味で私たちは本質的には「タイパ」を欲しているのです。それが良いか悪いかという議論はこの記事においては本質ではないので致しません。

ではここで重要な問いです。

Q  タイパを手にするために必要なことはなんでしょうか?

いやぁ、本当に大切な問いですよね。あなたはどう考えますか? 様々な正解がある問いだと思いますが、私が持っている答えはこちらです。

A まずは時間感覚を持っておくこと

タイムとは時間です。タイパが欲しいなら、まずは時間を捉える、把握する、計算する、そういったリテラシーが必要ではないでしょうか。もしかしたらあなたは「そんなこと当たり前じゃないか」と思われるかもしれません。しかし意外に私たちは普段から時間を捉える、把握する、計算する、ということを怠っています。

たとえばこのような例はいかがでしょう。

Q  
あなたがこれから着手する仕事をひとつ思い浮かべてください。それはどれくらい時間が必要な仕事でしょうか。工程はいくつに分けることができるでしょうか。そぞれいつまでに終わらせることができるでしょうか。

いかがでしょう。いちいちこんなことを考えずに、その仕事に着手し始めてしまうケースがほとんどではないでしょうか。いまあなたが抱えている仕事がこの案件のみであれば、確かにこのようなことはする必要がないかもしれません。
しかしもしあなたが他にいくつもの案件を抱えているとしたら?? 

案件は10個ある

それぞれ時間がどれくらいかかるかを把握する(X)

実際に仕事に使える総時間がどれくらいかを把握する(Y)

(X)< (Y)  あるいは (X)= (Y)  ならば良いが、(X)> (Y)だとすると困ってしまう

生産性の低い人(組織)というのは、このような思考を怠っています。いつも時間に追われてバタバタしている。忙しさのあまりミスをしている。 そんな人があなたの職場にいないでしょうか。その人は間違いなく、上記の思考が必要です。

ちなみに、私はとある日にX( SNS)でこんなポストをしていました。

もしここまでの説明で、時間感覚を持つことの大切さを感じていただけた方は、ぜひ次のような思考習慣を持ってください。

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著者は国内初ビジネス数学検定1級AAA認定者であり、国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(日本数学検定協会認定)です。大手企業のビジネスパーソンからプロ野球球団・トップアスリートまで述べ2万人に「ビジネス数学」を指導。結果を出す人の思考法を熟知。ここだけの表現が書籍化レベルで随時公開されていきます。ビジネス数学を学びたい。学ばせたい。教えたい。そんな人は必読です。

国内唯一のビジネス数学・教育家であり、34冊のビジネス書・教育書・小説を書いてきたベストセラー作家が紡ぐ文章。独自の目線でビジネススキルを…

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