普通のサラリーマンが5年で資産が7倍になった理由part2-暗号通貨との出会い-
2021年9月現在、ビットコインをはじめとする暗号通貨は金融資産において少しづつ知名度や信頼を得ている。しかしながら、未だに怪しい、危険な投資商品というのが大多数だと思う。
私が初めてビットコインを認知したのは2014年のマウントゴックス事件だ。取引先ハッキングをされて多くの資産が盗まれた。当時、私は社会人の3年目。当時の反応としては
“怪しい商材の詐欺やな”
というくらいだった。
その次にビットコインが私の前に現れたのは2017年1月。年明けまもない休日。当時私は年末年始と地元に帰省してくる友達と遊んでいた。ある日、飲み屋で久しぶりに会った高校の時の友人に言われた。
“ビットコインくるぞ”
彼は興奮気味に身を乗り出して言ってきた。
彼のスマホにはビットフライヤーという暗号通貨取引のアプリが入っていて、チャートを見せてくれた。おそらく1ビットコイン9万円くらいだったと思う。
その時私は、友達の誘いで株式トレードをし始めたばかりで、下手な売り買いで大きく損をしていたこともあり、興味をしめさず、テキトーに反応をした。
3度目の出会い-車屋のおっちゃん-
同じ年の7月。私は会社に辞表を出し、東京に行く準備をしていた。
田舎の実家くらしで、いろいろなものを処分する必要があった。それは車を売ろうとしてたときのことだった。
私が乗ってた中古のマツダ車を車屋に持っていくと7万円という値段がつけられた。
おいおい、100万円以上で購入して、2年も経ってないぞ!
と提示額に愕然し、相見積もりをするためいろんな車屋を回ることにした。
その1つの車屋で話しているとおじさんが話題を変えた。
”ビットコインもってるかい?”
ビットコイン!またか!
しかし、私はここで、受け取り方を改めた。
“2度目のおすすめ。これは興味を持って調べろという神の啓示だ”
と受け取った。私は神を信じないが、都合良くその存在を借りることがある。もう少しビジネスな捉え方をすると、
チャンスは周りに転がっている、しかし自分に拾う器がなければ、逃してしまう。
2017年の2度目遭遇で私はピンときたのだ。何あのかあると。当時はその程度の感覚的な捉え方だった。
おじさんは嬉しそうにCoincheckの取引画面を見せてきた。おじさんはビットコイン、リップル、ネムの3種類を所持しており、資産は数千万円まで膨れ上がったと自慢してきた。
こんなよくわからない電子通貨?が数千万円?怪しい!
これが普通のリアクションだが、私は思い切って買ってみることにした。
会社先輩のエイダコイン(ADA)のススメ
同時期、ある会社の先輩(株式投資がうまいと定評のある)がある話を持ってきた。
エイダコインくるで?
最初何を言ってるのかわからなかったが、どうやら暗号通貨の1つのことだった。
オンラインカジノで使われる通貨で今後、爆発的に普及するから今のうちに買った方がいい。
そんな話だった。その時はすでに車屋のおじさんの件も経ていたので迷わず飛びついた。
当時買ったのは
リップル2万円分,ネム2万円、イーサリアム5万円、ADA2万円程度の少額だった。なぜなら貯金が無かった、さらにまずはお試しでという意味もあった。
ADAでの小さな成果
買ってしばらくすると、ADAコインがとてつもなく値上がりしていった。気づけば購入していた2万円が20万円になっていた。
なんてすごいパワーだ。
株式投資で散々だった僕は完全に暗号通貨の虜になった。
まとめ
私がこの経験で得た教訓は
はやめに小さく動け
チャンスを掴むにはいうまでもなく実行することが重要になる。しかし、人が何かの決断をするときはうまくいくというある程度の成功イメージが必要になると思う。しかし、それではいいタイミングで動けないことも多い。なので、そのイメージが固まるよりも早く動くことが重要か思う。
その場合、通常の決断よりリスクが大きくなると思うので、小さくということを強調したい。
たとえば未知のビットコインにいきなり自分の資産額において大きな割合を投じるのは無謀。まずは許容範囲内で買うということだ。
そうすると大きな変化が起きる。それは、いままで情報の外にいた自分がなかに入るのです。自分事化するというとわかりやすいかもしれません。その状態で学んでいくことで、追加投資や撤退の判断がしやすくなる。
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