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【人間は“ダメ”と言われるほどやりたくなるんです】 14冊目「ぜったいにおしちゃダメ?」

こんにちは。

こどもと読みたい絵本、前回に続き本日紹介するのは、「ぜったいにおしちゃダメ」です。

この記事は、
・僕がこの絵本に出会った理由
・実際に僕が息子に絵本の読み聞かせをした感想
・紹介する絵本が子供に与える影響
上記3点をゆるーく書いています。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです。 (。。)/GO

前回の1冊はこちら↓
【子供と"幸せ"について考えられる絵本】 
13冊目「あめおじさん」


絵本との出会い

長男ちゃん(5歳)が3歳の頃、書店の絵本コーナーで一際目立つ絵本を発見!

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人間の心理を突くような表紙ですよね。

どんなお話しなんだろうとめちゃくちゃ気になり、早速手に取ってしまいました!

読み聞かせの感想

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ラリーくんというモンスターが私たちに話しかけてきます。

この絵本ではこの赤いボタンを押しちゃいけないのがルールとのことです。

息子にも改めていい気聞かせると、「触らないよー」と言っています。

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「でも素敵なボタンだね。押しちゃったらどうなるんだろう・・・」

押しちゃいけないと言ったそばから、ラリーくんが誘惑をしてきます。

「押したらどうなるんだろうねえ?」と息子に聞くと、「押したらダメなんだよ!」とパパは怒られました。笑

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さらにラリーくんの誘惑は止まりません。

子供心をくすぐりますよね。

「でも押しちゃいけないんだよ!」と正義感のお強い息子。

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ついにラリーくんから、ボタンを押しちゃいなよとお誘いがあります。

ウチの息子はすんなり押してくれてお話が進みましたが、友人の娘は正義感が強すぎてボタンを押さずお話が進まなかったそうです。笑

ラリーくんのお誘いを受け、絵本のボタンを押してみると・・・

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色が変わります。笑

「いや、色が変わるだけかい!」とツッコミを入れるのが息子のお気に入りでした。

この後ラリーくんは元の色に戻る為に、「もっとボタンを押してー!」とか「絵本を上下に振ってー!」とかあれこれ指示をしてきます。

ここからテンションを上げて読み聞かせてあげると、とっても息子が喜びます。

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最後は大量にラリーくんが増えます。笑

絵も可愛いですよね。

ラリーくんに愛着が湧いてきます。

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無事元の姿に戻ったラリーくん。

最後に特別にたくさんボタンを押していいよと言ってくれます。

息子と一緒に高橋名人ばりにボタンをおしまくります。

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ラリー君がたくさん出てきておしまいです。


読み聞かせを終えて

仕掛け絵本ではないんですが、仕掛け絵本のようなテンションでみられる絵本です!

お話しがわあるようになってきた、3歳くらいの子供が一番適しているかもしれないです。

しかし今年で6歳になる長男ちゃんは今でも楽しんで読めているので、年齢に関係なく楽しめる絵本なのかもしれないです!

押しちゃいけないと言われるほど押したくなる

という人間の面白さを子供に教えてくれる絵本だなと思いました。

外に出ちゃダメといわれる程、外に出ちゃうのが人間なのかもしれませんから、緊急事態宣言って難しいなーと考えるぶさパパ親子でした!

でわまた!

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