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子どもが食べ物の好き嫌いについて考えられる絵本。

こんにちは。ぶさパパです。 

こどもと読みたい絵本71冊目、本日のタイトルは「やきざかなののろい」です。

絵本との出会い

怖い絵本が好きな長男(5歳)。

図書館でもタイトルや表紙の雰囲気から怖そうな絵本をチョイスして借りてきます。

そんな長男が今回選んできた絵本がこちら。

さっそく読みきかせをしていきましょう!


嫌いな食べ物にいたずらすると...

主人公のぼくはやきざかなが嫌いです。

夕食がやきざかなのときは箸でつついて、ほぐしまくって食べたふりをしています。笑

これはダメですね!

うちでは嫌いな食べ物は食べられませんと正直言ってそっと残すか、
パパにあげなさいというルールです。

やきざかなを残した晩、ぼくがお風呂にはいっているとやきざかなが現れます!

きらわないでくれ~
ちゃんと たべてくれ~

しかもしゃべります。

稲川淳二風にちょっぴり怖い読み方をしていると、長男からその読み方やめて!と怒られました。笑

翌日の朝ぼくがサンドイッチをたべていると、またまたやきざかなが現れます。

きらわないでくれ~
ちゃんと たべてくれ~

やきざかなの匂いを嗅ぎながら食べるサンドイッチは全然美味しくありません。

もうっ!
ぼくはやきざかなが
だいっきらいなんだ!

ついにぼくはやきざかなに怒りました。

ぼくが怒ってもやきざかなは引き下がりません。

いよいよ外までおっかけてきました!

これがやきざかなの呪いです。笑

しつこくやきざかなから追いかけられていると...

野良猫がきてやきざかなをパクりとたべてしまいました!

ぼくを救ってくれたやきざかな大好きな野良猫。

ぼくは猫ちゃんをペットとしてお家で飼うことにします。

猫ちゃんはぼくにやきざかなのおいしい食べ方を教えてくれます。

ぼくは猫ちゃんとやきざかなを食べると、とっても美味しく食べられるようになりました!

嫌いな食べ物は食べ方次第でも美味しくなりますが、誰と食べるかでも美味しくなるのかもしれませんね。

あー、きょうもやきざかながたべたいなあ

ぼくがこんなにやきざかながすきになったのも、やきざかなの呪いなのかもしれませんね。

物語はおしまいです。


読みきかせを終えて

この絵本を読んで以来、トマトの呪いにかかってしまうかもしれないと長男は頭を抱えていました。笑

まだ長男はトマトを食べられませんが、パパとママが猫ちゃんみたいにトマトが美味しく食べられるように雰囲気作りをしなきゃなあと考えるきっかけになりました。  

親としてはどうしたら美味しく食べられるかなあって考えるきっかけに、

子どもは呪いにかからないようにトマトを食べなきゃと考えるきっかけになりました。笑

当初長男が求めていた怖いお話の絵本ではありませんでしたが(笑)、
家族で楽しく読めた絵本でした!

蚊がこの世でいちばん嫌いで、叩きまくっているので蚊の呪いにあいそうなぶさパパでした!

ではまた!


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