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比較と一致

何かと何かを比べるとき
いちばん気をつけなければいけないのは

どこまで一致を取るか

ということです

性別の一致だけで比較するのか
性別と年齢の一致で比較するのか
さらに居住地も加えて比較するのか

基本的に
一致する要素が少ないほど
結論は抽象化され、全てに当てはまるが、全てに当てはまるわけではないのような矛盾を含みやすくなり

要素が多いほど
具象化されますが、比較の対象が少なくなり、当てはまるものも少なくなります

比較はこのような性質をもつのですが
実はこれは一致の性質でもあります
比較と一致は表裏一体の関係をもちます

そんな比較と一致の関係性において、1番気をつけたいのは
自分を比較の要素として扱うときです

自分自身が出来たから、他の人も同じようにできるという一致を
・自分と他人の一致をどこまでとるか
・出来た事柄の一致(成果の一致)をどこまで考えるか

この2つのバランスがとてつもなく難しくなります

そこで
近年の「誰でもできる」商法では
あなた自身の能力を分析せず
自分自身が誰でもできるだろうと推測するほどに簡単に説明しました/簡単な行動にしました
という形をとって
比較と一致を行わないように
上手く細工してあります


比較と一致を意識していただき
誰でもできるに騙されないように注意してみて下さいね

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