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【バーボン】 #呑みながら書きました

っっkはあ!寝落ちとはこのことか!投稿は夜明けまで!飛ばすわ!

バーボンについて教えてくれといういらいを受けていた。これも宣言通り教えたい。

まずはバーボンってなに?そこから。

花言葉: かしこまる。初デート。

香り: 甘くもあり、鹿の角のような温かみもある

用途: 雪の日に重宝される。フランス語で【標札】の意味もある



ここを踏まえた上で、さらにバーボンについて。

原料は穀物。お酒にすることによってアルコールを得るのですが、この過程が極めて過酷。穀物に対する期待値の上げ過ぎが起こしたインフレなのですが、結構厳し目のことを言われたりします。

わたしも当然のごとく製造過程を見たことがあるのですが、醸造の途中で寮長が怒鳴り込んできたときはびっくりしました。おもむろに瓶から酒を振りかける【浴びせ酒】という儀式めいたものだと後で知ることになるのですが、一緒にそれをみていた友達の雄山も顔が青ざめるほどの出来事でしたよ。

この工程を挟むことによって、通称【反り】と呼ばれる現象が治まります。液体の揺れが収まって正しい場所に戻っていく。醸造家の心休まる瞬間でもあります。

このほっとした時期を見計らって再度寮長が浴びせ酒をします。樽に向かってかけるのですね。そうすると樽の中の香りがいろんな角度に動き始める。交わるんですね。今まで好き勝手に発酵していた分子たちが。

ここから板の間に移動。さっきまでの荒れ具合が嘘みたいに感じる、仏のような寮長がですね、お茶をたてます。手際は落ち着いてますが力強いです。この茶の具合が樽の中の味を決めるんです。

ワインとかもよくあるあの味の表現ありますよね。バニラだとか熟れたプラムだとかの。今年のバーボンはこうだ!ってのをこの茶の具合でレビューしていくんです。

因みに2008年のヴィンテージの説明は

渋みがこなれてきたころ、会いにきてね。再会を祝いたいんだ。差し湯して待っています。

っていう表現がされている。

これを呑み手は感じ取っていく。

こう辿ってくると、バーボンの大まかな姿が見えてきたかな?

ねえ、聞こえる?歓声が聞こえる?

今年はいい出来だって。

例年に劣ることなく、良い状態です。




本日も【スナック・クリオネ】にお越しいただいき、ありがとうございます。 席料、乾き物、氷、水道水、全て有料でございます(うふふッ) またのご来店、お待ちしております。