見出し画像

薬を飲まないことが一番のクスリ

どうもぶりです。
私は長年胃の不調に悩んできました。
学生時代にストレスによる胃痛や吐き気を催して以来、さまざまな市販薬や処方薬を飲んできました。とにかく胃の不調から解放されたくて、その時その時で効くと感じた薬を飲み続けてきました。いつしか食後に胃薬を飲むのが当たり前になり、胃薬ありきの生活になっていました。
胃薬には、胃酸をおさえたり、消化を助けたりする効果があります。気付けばその効果に頼った食事をするようになってしまっていました。
つまり、常に暴食をしており、胃薬を飲むことでそれをコントロールするような状態になっていたのです。しかも実際にはコントロールできておらず、不調が続いていたので、最悪な状態でした。

なぜ私の胃は治らないのか。仕事を辞めてストレスが軽減された状態でも胃の調子が万全になることはありませんでした。

そんな私が妊娠したことで薬が飲めなくなりました。最初のうちは胃の調子が悪いのに胃薬が飲めないので、苦しくて寝込む程で食べ物もほとんど食べられませんでした。
一週間程してから少しずつ食事ができるようになりました。それと同時に満腹中枢の活動を感じられるようになり、食べものを制限できるようになりました。私にとってこれが大きな発見でした。常に胃薬を飲んでいたため、満腹中枢の活動がおかしくなっており、毎日食べ過ぎていたのです。
満腹中枢の活動を感じて以来、食事の量をそれに合わせることができ、本来の胃の調子が戻ってきました。

胃薬でどうにかするのはやめ、自分の体の声を聞いて生活するようになりました。胃の調子をサポートするはずの胃薬がいつの間にか不調の原因になっていたとは思いもしませんでした。
体にとって、薬を飲まないことが一番のクスリなのではないかと痛感した出来事でした。
現在は不測の事態(食中り、ノロウイルス等)以外の食べ過ぎ等による胃の不調の際は薬を飲まないようにしています。
今日も元気にぶりぶりぶー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?