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福祉ではたらく(自閉症フロア)

自閉症。普段の生活ではあまり関わることが無いかもしれません。
私も仕事をして初めて関わりました。

それでも、軽度の自閉症の方は身近にいるかも。実際、自閉症でも普通に大学へ進学されいますし、就職もされています。
苦手な事と、得意なことが極端な事があるので、実際に関わると凄い才能を発揮して気づかないこともある。

施設で生活しているのは自閉傾向の強い人々、強度行動障がい人など。

新人の職員には良く
「異文化コミュニケーションをすると思って」と。
思考の仕方や行動が私たちが普段している事とは違う事がよくあるので。

どのような行動かあるのか?

⚫︎日課をしっかりこなす
皆さんも起きてからお決まりのパターンがある人もいますが、必ず決まった順番で行わないと次には進めない。
なのに、
途中でやり忘れていることに気づいて再びやり直す。(忘れることはある)
やり直すために急に走り出す事がある。そのような事があるとわかっていないとその行動についていけない。

⚫︎偏食
毎食同じものを食べ続ける。うどんだったり、餃子だったり。毎食同じ食べ物でないと食べる事が難しい。

⚫︎自傷行為
壁や窓に頭突き、髪の毛を抜く、傷をいじる、腕を噛むなど。自傷行為は色々。

⚫︎気を引こうとする行為
これは色々。土を食べようとしたり(実際に口に土を入れてしまう事とか)、不潔行為をするとかなど。いろいろあります。

⚫︎その他の行動
・爪が少しでも伸びたら歯でけずる。
・何度も洋服を着替えたくて食事を洋服にかける。
・フラッシュバックからの他害(噛みつき、叩くなど)
・壁に穴を開ける。
・同じ曲を聴き続ける。
など。


こだわりや習慣など自分たちとも変わらないような事も多く見られます。

得意な事もありますので、独特のセンスも持ち合わせていたりと芸術などで能力を開花する人もいます。

関わり方で良くも悪くもなってしまう慣れるまでは少し難しいかも知れません。






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