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諏訪を観じる古刹 仏法紹隆寺

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#明治維新

諏訪大明神=普賢菩薩!!!

諏訪大明神=普賢菩薩!!!

前回は仏教の諏訪信仰について書きました。

今回は、諏訪大明神本地普賢菩薩について書いていきます!

本地垂迹(ほんぢすいじゃく)とは平安時代頃~明治初年まで、日本は神さまと仏さまが一体となる神仏習合という宗教観を持っていました。

その神仏習合の中で、本地垂迹思想というものが生まれます。

神さまは仏さまが姿を変えて日本に降臨したもので、神さまの本の姿(本地)は仏菩薩という考え方。そして、日本の

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仏教の諏訪信仰

仏教の諏訪信仰

神仏習合とは諏訪大明神と聞くと何を思いますか?
「神様」や「諏訪大社」を思い浮かべる方が多数だと思います。

しかし、諏訪大明神は仏様でもありました。

平安時代に中国より新たな仏教が日本に伝来しました。

伝教大師最澄の天台宗

弘法大師空海の真言宗

どちらの平安仏教も神さまと融合する「神仏習合」の形となりました。

天台宗は「山王神道」真言宗は「両部神道」という信仰を礎に神と仏が融合する教え

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