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博士進学を決めた理由

Ph.D.、またの名を博士後期課程、そこは学問の道を究めんと志す、ごく少数の未来ある若者が集う社会の辺境である。

なぜ、私がそんな環境に飛び込むことを決めたのか?
それは博士課程が私にとって、スタートに立つまでの道のりも含めて、辛くて困難で最もエキサイティングな選択肢であったからである。

周りから見ればただの苦行にしか見えないだろう。実際その通りであると思うし、私はむしろそうであって欲しい。

かの徳川光圀もこう言います。
「楽は苦の種、苦は楽の種」

世の中には、不条理なことや、小さな不安の種が沢山あります。
しかし、人生において、自分の目の前にある最も辛く苦しい(、一方で耐えられる自信もある)選択肢を選べば、身の回りの小さな問題はすべて些細に感じて楽に生きられるんじゃないか、そんな気がしています。



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