イタリアPh.Dの記録:6-9ヶ月目「この前立てた誓いは何処へ…」
お久しぶりです。
時間が過ぎるのはあっという間で、夏休みを利用した日本への一時帰国も2週間後に迫っています。日本で何を食べるか考える度に、にやけてしまう今日この頃です^^
勉強と研究、週末のお出掛けなど、やりたい事が溜まっていたのでnoteの投稿はご無沙汰してました。夏休み前にPh.D. studentとしての現状を確認すべく2023年4-7月の振り返りをします。
(学業の振り返り)
博論の研究に関する文献調査:30本(4+7月)
「有限要素解析のプログラミング」に関する授業受講 (4-6月)
博論の導入となる基礎的な構造解析 (5月) *1
「アカデミックライティング」の授業受講と課題(5-6月)
国際学会(IALCCE2023)での発表 (6-7月)
「有限要素モデルアップデート」の授業の課題。(6-7月)
*1 巻きたて補強した鉄筋コンクリート(RC)部材の曲げ解析。
*2 Deep beamの静的載荷を修正応力場理論を用いてモデリング+ Sensitivity analysisによる変数特定。Matlabを使用。
この4ヶ月における成果は、「有限要素解析のプログラミング」の授業の課題を自分で応用して、線型解析に加えて非線形解析のプログラムを組めるようになった事です!ようやく研究に必要な強い武器が手に入りました\(^o^)/
(ちなみに商業用ソフトを使えば、上記の解析は3日足らずで出来ます。勉強に沢山時間を割ける博士学生の生活は最高です😆)
とはいえ博論に関しては、文献調査とカスみたいな解析しただけで進捗が殆どありません。毎日研究に関する作業をしていますが、既に3年で卒業できるビジョンが見えません(^^;)
ところで、Ph.D.として初めての国際学会発表も達成しました!
指導教官が学会の運営委員長であったため、雑務を色々任されましたが貴重な経験を沢山出来ました。あと20年は運営の努力に思いを馳せつつ学会エンジョイ勢の側にいたいです。
また学会発表が終わってから、自分の研究を世に出したい!という気持ちが高まり、ジャーナル用の論文執筆の準備を行うことにしました。パトスの冷めやらぬ間に、指導教官よ、どうか俺のメールに返事をください!!
(私生活振り返り)
週末を一人で楽しむ力が高まりました。
具体的には、毎週金曜の大学終わりトランポリンジムに通い、週末は冷房の効いた美術館でウトウトし、6月には初の海外一人旅inチェコ🇨🇿をしました!
初めての一人旅を終えてから、YouTubeで"ノージョブフドウ"さんという方の動画にハマっています。(1月に立てたYouTubeを絶つ目標は達成出来ませんでした。)
他にもミラノ周辺のComo, Monza, Stresaという所にも出掛けました。
ミラノは自然が少ないので、毎月一度はミラノ郊外でマイナスイオンを補充しています。
という具合で、学業も私生活もぼちぼち楽しくやってます。
(日常の写真)
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