雑穀たっぷりな華やかランチ💕 国際薬膳茶師がいるお店「millet」@岡山県岡山市
岡山市で体にやさしそうなご飯を食べたい時、おすすめなのがmillet。
milletは英語で雑穀のことで、その名の通り雑穀がふんだんに使われたプレートランチをいただける。契約農家から仕入れる有機野菜、旬の食材を使用するなど、素材へのこだわりも感じられるお店だ。
駐車場はないので近くに停めるか、岡山駅から歩いて来ても良い。
お店の窓は曇っていて、外からだとやっているのかよくわからなかったけれど、恐る恐る扉を開けるとメニュー看板が立っていた。
ランチはお魚かお肉から選べて、12時からは薬膳プレートというものも注文できる。
ランチプレート(お魚)(990円)
・魚の胡麻焼き ビーツソース
胡麻一粒も入り込む余地がないくらいに、びっしりついている。その上にはビーツ色のさっぱりソースが。
カットされたお魚が2つくらい入っているのかなと思いきや、どどんと大きめの白身魚で嬉しくなった。ほわほわな身を箸でほぐし、ビーツソースに浸し、胡麻の風味と共に味わう。
なんだか華やかな気分。
・かぼちゃのカレー風味フラン
フランは、洋風茶碗蒸しのこと。
ふわふわ卵の毛布の下には、ミートソース風かぼちゃがゴロンと寝転がっていた。カレー味は濃すぎず、そういえばカレー風味だったな、というレベル。
かぼちゃ本来の甘さをしっかりと感じられる、アツアツの一品だった。デザート感覚で、最後の一口はこの子で締めくくった。
・大根と小松菜の雑穀味噌ソース
大根は、箸ですぐに崩せるくらいの柔らかさ。お出汁の味で、味噌ソースなしでも十分においしい。
味噌ソースは優しく、雑穀のプチプチが新鮮で、これだけごはんの上に乗せても◎。
・十穀ごはん
紅麹の華やかさが目立つ十穀ごはん。かわいいな、が最初の印象。普通の紫色の雑穀米をイメージして食べると、とっても華やかな味。薔薇を彷彿とさせ、脳内には満開のバラ園が浮かんできた。
一口に雑穀といえど、個性があるんだな、と気づいた。
・お味噌汁
こちらも優しい味わい、見た目以上に底が深くてたっぷり飲むことができた。えのきやなめこなど具もしっかり入っていて、もはやご飯とこのお味噌汁だけでもいいのではないかレベル。
薬膳茶(セットで220円)
ランチタイムは+220円にてドリンクセットにできる。
お店の人は国際薬膳茶師の資格を持っているらしく、せっかくなので薬膳茶も注文してみた。この日は3種から選ぶことができ、冬の寒さに備えるお茶をお願いした。
体にいいものは不味くて苦いイメージがあったけれど、運ばれてきたときの香りからして、いいにおい。
飲んだことのないような形容が難しい味だったけれど、飲みやすく、自分の中での薬膳茶へのイメージが変わったのは確かだった。そして、全身がぽかぽか温まってきた気がした。
全体を通して、華やかな気分になった。
だから、もしランチプレートに名前をつけるのならば、「華ランチ」と命名したい。
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ごちそうさまでした。
millet
・〒700-0821 岡山県岡山市北区中山下2丁目3−65 millet
・11:30〜14:30、18:00〜20:00
・定休日 火曜
・HP
・駐車場なし
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