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「大丈夫」の奪取をしたくない

 職場で後輩のフォローをする機会が増えました。ポンコツな私にも後輩に指導をする日が来るとは感慨深い。

 社会人1年目って本当に辛くないですか?少なくとも私にはとても辛かった。わからない事だらけだし、人見知りだからとにかく新しい環境が堪える。だから、関わる後輩がしんどいなあって思うところを少しでも私が貰えるようにしたいって、ポンコツなりにそれはそれは強く思っているんです。

 ただ、声かけの言葉選びってとても難しいんですね。先輩の皆様、いつもたくさん温かい言葉を選んでくださり本当にありがとうございます。私はまだまだ言葉選びが下手っぴです。
  
 この間、仕事中に後輩に対して「大丈夫?」ってたくさん聞いてしまいました。心配でたくさん声をかけたつもりだったけど、それは自分のためだったかもと反省しました。私が後輩が「大丈夫」って答えるのを聞いて安心したかったんだろうなって。「大丈夫?」って聞かれたらよっぽどのことがなければ「大丈夫です」って言うしかないじゃないですか。それって「大丈夫」の奪取でしかないじゃないですか。私はそれを1番やりたくなかった。無意識にやってしまった。

 後輩が困っていること、つらいって思うことは一緒に抱えたい。一緒に悩ませて欲しい。だから、「大丈夫」の奪取をしないような言葉選びをちゃんと行っていたい。

 はあ〜難しいなあ。だけど諦めたくはないので、ちょっとばかり精進してみましょうか。

 

 

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