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ウェブ初心者向け!オウンドメディアに関する指標

分析屋の谷口です。
前回までは、ウェブ解析の範囲やウェブ担当者の役割について書いてきました。

前回の記事はこちら

皆さんは、オウンドメディア(自社サイト)を立ち上げてみたものの、立ち上げて終わりなんてことになっていませんか?オウンドメディアを解析することで、サイト内でのユーザーの行動や属性が分かり、より良いサイトに改善することができます!
解析なんて難しいと思うかもしれませんが、基礎を知るだけでデータを見ることが出来るツールなどもあるので、ぜひ挑戦してみてください!

今回はオウンドメディアの基本的なアクセス解析の指標について書いていきます。基礎的な内容となりますので、アクセス解析を始めたばかりの方や、今から始めようと思っている方に読んでいただければと思います。

Google Analyticsについて

Google Analytics(GA)はGoogleが提供するサイトのアクセス解析ツールです。無料で利用でき、ユーザーがどこから来たのか、や、ユーザーのサイト内での行動などを確認することが出来ます。

今回はこのGoogle Analyticsの指標について説明していきます。
※GAの導入に関しましては公式のサポートサイトをご参考ください。

Google Analyticsの基本的な5つの指標

ページビュー数(PV数)

閲覧されたページの数です。
同じページが繰り返し表示された場合もカウントされます。

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              ※上記の図の場合、PV数は3となります。


セッション数

訪問数のことです。ウェブサイトなどで良く目にする「セッション切れ」のセッションで、セッションが切れると再度カウントされます。

セッションが切れる基本的な条件

・何の操作もないまま30分経過した場合
・日にちをまたいだ場合
・参照元が変わった場合


ユーザー数(UU数)

期間中に1回以上のセッションを開始したユーザー数のことで、
設定した期間内であれば1人のユーザーが複数回訪問しても
1
とカウントされます。

画像2


ページ / セッション

セッション中に閲覧された平均のページビュー数です。
同じページが繰り返し閲覧されても集計されます。


直帰率

ユーザーが最初に見たページ(ランディングページ)で何の操作も行われずサイトを離れたセッションの割合。直帰した場合、セッションの継続は0秒となります。

※ランディングページ(LP)
検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。サイトのトップページがLPになるとは限らないということです。


今回は、Google Analyticsの基礎的な指標を見てきました。
次回は、指標と共に重要な「ディメンション」について書いていこうと思います。

この記事が少しでも参考になったと思われましたら♡(スキ)をよろしくお願い致します。

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