~私、挫折しません~プログラミング未経験者がRPA開発を始める前の3つの心構え

はじめまして
分析屋の原口です。

僕は主にRPAの設計・開発を担当しています。
プログラミング未経験からRPA開発に携わり、壁にぶち当たった場面、RPAの開発者目線など、僕なりに紹介できればと思っています。

僕が投稿する記事をいろんな方々に読んでいただければという思いで書かせてもらっています。
たとえば、
・分析屋を見つけて運命を感じてしまった方
・RPAに興味がある方
・すでにRPAを触っている方
です。

ぜひ、このまま記事を読み進めてください!
それでは、本題に入っていきます。今日は、
「~私、挫折しません~プログラミング未経験がRPA開発を始める前の3つの心構え」
です!

はじめに~私、挫折しません~

「RPAはプログラミングをやったことない未経験の方にも、すぐに使えるようになります!」と言われて、早速、無料RPAをPCにインストールした方もいるのではないでしょうか?

ですが蓋を開けると
「RPAをインストールしたものの、RPAで何をどこから手をつけていいかわからない・・・」
「RPAって簡単じゃないの?」
 ・
 ・
 ・
という皆さんからの声が僕の耳に届いています!
RPAの開発は難しくはないです(あえて簡単とは言いません笑)。RPA開発をやってみて、挫折された方もいらっしゃると思います。

僕は、皆さんにRPA開発で挫折して欲しくありません。1人でも多くの人がRPAを触ることができ、業務の効率化を進めることができることで明るい日本の未来が待っていると思います。

今、
「よし、RPA触ってみよう」
「もう一度、RPA触ってみるかな」
「気合い十分!」
と思った方、このままお読みください。

それでは、RPA開発を挫折しないための
3つのキーポイントをお伝えします。
たった3つです。

①まずは身の回りの簡単な業務から

皆さん、上司からの依頼やこの業務自動化したいという思いで、実業務を自動化しようとしていませんか?おそらく、そういう方々が大半だと思います。

ですが、まだRPAを始めたばっかりなのに、いきなり実業務の自動化って難しくないですか?山登りと同じです。

最初からエベレストに登るのではなく、まずは地元の丘、山を攻略し、慣れてきたら、強敵とも向き合う。これが成功への道です。初心者がエベレストに挑戦しても、登頂できる確率はごくわずかです。

RPAも同様です。まずは皆さんの身の回りの簡単な作業を自動化し、自分でもRPAの開発ができるんだ!という感触、達成感を味わいましょう。それから徐々に実業務に移っていけばいいのです。

身の回りの作業ってどんなの?という方は、
下に列挙しましたので、確認してみてください。
 
 ・利用しているサイトを立ち上げる作業
 ・サイトにログインする作業
 ・Excel情報を取得する作業
 ・取得したExcel情報を違うセルに設定する作業
 ・自分宛にメール送信をする作業
 ・メッセージを表示させる作業

②実業務のRPA開発前に業務手順を整理する

身の回りの業務の自動化ができ、小さな達成感も味わえた皆さんは実業務をRPAで自動化したいですよね?

ちょっと待った〜〜〜〜〜!!

RPAで自動化はするのですが、実業務の流れを一度メモ帳などに書いてみてください。なんで書くのか疑問ですか?

それでは、あなたは家の設計図を書かずに作られた家に住みたいですか?RPAも同じです。業務の設計図を書いたRPAだと信用して使うことができます。


設計図を書くのには、もう一つ理由があります。

他の人と共同でRPAを作るとき、設計図があれば、「こうやって作ってるんだね。じゃあここは僕が担当するよ」という具合に、他の人と作業を分担することができるのです。

今は、設計図書かなくていいやと思われますが、いつか必要になります。僕は、設計をせずに作った過去があり、時間が経ってどういう中身なのと聞かれて、あわあわしていました。そうならないように、業務の設計を書いてみましょう。

設計図を書くときの注意点があります。
例えば、サイトにログインする場合は、
 ・サイトを立ち上げる
 ・ユーザーIDを入力する
 ・パスワードを入力する
 ・ログインをクリックする
と書いてください。上記で書いた理由は、作業が細かくなっているのでRPAで作成する際に、メモ帳に書いた通りに作れるからです。


③困ったら、Google先生

①②ができていると、挫折する方は減るでしょう。プログラミング未経験の方は、一気に階段を登るのではなく、一歩一歩確実に登った方が早く上(RPA開発人材)に辿り着けます。

それでも、挫折しそうになったときに、最強の味方がそばにいます。そうです。Google先生です。
RPA名 処理内容 どういう状況
 
このような形でGoogle先生に聞くと、あなたの問題を解決できる情報を提供してくれるかもしれません。
 
①②③をしても挫折しそうな方は、弊社HPのお問合せまでご連絡ください。RPA開発支援・教育支援でサポートさせていただきます。