見出し画像

「日常」を磨く

どもー。
分析太郎です。

様々な業種の市場分析や、
ビジネスアイデア考察を
生業にしています。

今回のテーマは
「日常を磨く」
です。

僕は古典を読むのが好きで、
昔から「論語」はことあるごとに
見返す習慣がついています。
(読んでる本はこちら。無料です。)


論語には、
神の存在とか、宇宙の真理とか、
そういった宗教観は全くありません。

友達と酒飲んだらやっぱ楽しいなぁとか
礼儀は大事にしないといけないよなぁ
とか
勇気を持って実践することは大事だよなぁ
とか
人間の、ごくごく当たり前のことが
書かれています。

そして論語が大好きな
伊藤仁斎という江戸期の学者は
このように言っています。

卑近なことに実があり、高遠なことは虚である

伊藤仁斎

これは、
気難しい哲学や、
わかりにくい理想論を
ぐだぐだ語っても、実生活には
あんまり意味ないよ
ということを
言っています。

『現代約論語』の著者である
下村湖人先生も、その前書きで、
論語のネタ元である孔子について
このように言っています。

彼は、自分の置かれた環境において、日常生活を丹念に磨きあげ、一歩一歩と自分の世界を昂揚し、拡大しつつ、あくまでも現実に即して現世の理想を構築し、そしてその理想が、超自然の力をかることなく、人間自からのたゆまざる努力によって実現可能なことを証明しようとした人なのである。

『現代約論語』下村湖人

多くの人は、
日常=つまらないもの
非日常=素敵・魅力的なもの

という認識になっているかと思います
(だから、ディズニーランドのような
非日常空間があれだけ人気があるのでしょう)。

確かに、日常には
ディズニーランドのような
派手さはなく、つまらないと
思われても仕方ない部分はあるでしょう。

しかしながら、
一生の9割9分9厘は
日常で構成されており、
そこをおろそかにしては、
人間的な成長はありません。

「自分の日常を磨いてみる」
という意識で一日を過ごすと、
いつもよりも充実したものに
なりますよ。
ぜひ試してみてください。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


モチベUP記事たくさん書いてます。


色んな仕事の将来性を分析してます。


この記事が参加している募集

#古典がすき

4,081件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?