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「適正」だけで仕事を選ぶことの危険性

どもー。
分析太郎です。

様々な業種の市場分析や
ビジネスアイデア考察を
生業にしています。

今回のテーマは、
「適性だけで仕事を選ぶことの危険性」
です。

就活のタイミングで
必ずやるのが、「職業適性検査」

性格や考え方を検査して、
その結果に応じて適切な職業を
判断するというもの。

確かに、
人の個性は千差万別なので
適職もまた千差万別でしょう。

しかしもはや、
適性だけで仕事を選ぶ方法は、
時代遅れだと考えています。

その理由は、
適性があったとしても、
その仕事できちんと稼げるか
どうかわからないから
です。

仮に適性検査で、
「あなたは人を喜ばせるのが好きなので、
ウェディングプランナーが適職です」

と判断され、ブライダルの会社に就職した
人がいたとします。

この人は適職に就くことができたので、
幸せに働けるのかもしれません。

では、ウェディングプランナーという
仕事に着目してみましょう。
ウェディングプランナーは、結婚する人
がいて初めて成立する仕事です。

その結婚する人たちが
どんどん増える一方であれば、
将来性もあると言えますが、
実際のところはどうでしょうか。
グラフを作成しました。


婚姻件数の推移(1975~2020・45年間)
出典:人口動態調査(総務省)


婚姻件数は2000年代以降減少傾向でした。
つまり、
ウェディングプランナーの
将来性が薄れつつある、ということが
このグラフから読み取れるのです。

適性検査は、
このような情報を提供してないので、
僕に言わせればちょっと無責任です。

誤解のないようお伝えしたいのは、
「将来性のない仕事には就くな」と
言いたいわけでは決してありません。

「把握しておかないと後々困るぜ」と
言いたいのです。

日本は、
給料が30年間上がっていません。
さらに、技術の進歩とともに、
なくなる仕事なんかも
今後増えることが予想されています。

多くの方が、
その心配をされているようです。


「なくなる仕事」の検索人気度推移(2004~2023・19年間)
出典:google trends


従って、
単純な適性だけで仕事を選ぶのは、
時代遅れだと思うのです。

しっかり将来性を把握した上で、
キャリアを積み重ねていきましょう。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


モチベUP記事たくさん書いてます。


色んな仕事の将来性を分析してます


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