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本日の「読了」

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おっさんの読書感想文的なモノ。
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#読書日記

本日の「読了」──りくつとへりくつの仁義なき戦い?

中澤英彦『ニューエクスプレス ウクライナ語(CD付)』(白水社 2019) 望月昭秀(縄文ZINE…

ぶんろく
1年前
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本日の「読了」──イワユルヒトツの異次元の

吉田秋生『海街diary9 行ってくる』(小学館 2018) 吉田秋生『BANANA FISH ANOTHER STORY』…

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1年前
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本日の「読了」──“狂気”乱舞

李琴峰『彼岸花の咲く花』(文藝春秋 2021) 村田沙耶香『生命式』(河出文庫 2022) 前著…

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1年前
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本日の「読了」

國分功一郎『目的への抵抗 シリーズ哲学講話』(新潮新書 2023) 鈴木英司『中国拘束2279日…

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1年前
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本日の「読了」だったり、読んでいたり、これから読んだり。

読み終わったのが、 田中公明『千手観音と二十八部衆の謎』(春秋社 2019) 湊かなえ『夜行観…

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1年前
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本日の「読了」──身内の身贔屓ではございません

堤隆『冒険考古学 失われた世界への時間旅行』(新泉社 2019) 小池昌代『くたかけ』(鳥影…

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1年前
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本日の「読了」──おっさんは熱しやすく冷めやすい

過日読了した相場氏の『ガラパゴス』以来続く、個人的“相場熱”の続き。 相場英雄『御用船帰還せず』(幻冬舎 2015) 相場英雄『血の轍』(幻冬舎 2013)  前書は江戸時代、綱吉の治世の小判の改鋳とその仕掛けを考えた侍と侍の意を汲んだ仲間たち、彼らを追う江戸町奉行所の人間の戦いと改鋳の成否。  後書は、警察組織内の公安と刑事課の内部抗争を軸に、ぐいぐいと転換していくのだが、どこに経済ネタが? と思っていたら、終盤近くで、過去の事件の真相が「株価操作」では? だが、それは

本日の「読了」──いまさらだけど。なんにも終わってない、変わっていない。

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋 2011) 東北大震災が近かったせいでも…

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1年前
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本日の「読了」──ほか、わたしの脳細胞を通り過ぎた本

逢坂剛『墓標なき街』(集英社文庫 2018) 楠木建『絶対悲観主義』(講談社+α新書 2022) …

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1年前
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本日の「読了」

1 エイドリアン・マッキンティ『コールド・コールド・グラウンド』(武藤陽生訳 早川書房 …

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1年前
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本日の「読了」

本日の「読了」 瀬尾まいこの作品『傑作はまだ』(文春文庫 2022)ほか 樋田毅『記者襲撃』…

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1年前
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本日の「読了」

ちょっと前の流行の本とそうでもない?本。 逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房 20…

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1年前
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本日の「読了」

末並俊司『マイホーム山谷』(小学館 2022) 一気読み。面白うござんした。 山谷に「希望の…

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2年前
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本日の「読了」

あっちこもっちも読みながら、最後に手をつけたコヤツが最初にゴール。 パーラヴィ・アイヤール『日本でわたしも考えた インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と』(笠井亮平訳 白水社 2022) 聞いたこともない俳句、かろうじて名前だけは知っている鈴木大拙を引用したり、不出来なおっさん日本人としては「へ、へぇー」と平伏するしかないが、自分が知らないこの国を知ることができて面白かった。  読後感はひとそれぞれですが、おっさんが思ったのは、これからの多様性、人口減、移民の