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え? 放ったらかし?【140字小説】

肝試し!
俺は脅かす側になった。

舞台は小学校。
暗くなった校舎の教室に隠れて、みんなが来るのを待つ。

一人目が来た。
俺は勢いよく飛び出して脅かす。

悲鳴を上げて逃げる参加者。
これはこれで……面白い!

二人目、三人目と脅かしていく。

けど、その後が来ない。


……そして、人が来ないまま夜が明けた。

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