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5w1hの写真撮影。

いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように。
5W1Hを満たしている写真は良い写真の条件の1つです。

観光現場で考えると分かりやすいです。
夏休みに、沖縄に、家族と、旅行に行く。家族旅行。記念写真。

またスナップ撮影でもとても重要です。
都内にいる時は親会社のイベントやセレモニーの記録撮影を受ける事がありました。当時はスナップ撮影なんてした事なかったのでその場しのぎでした。。
今、プロフォトではそんな記録スナップは1h-3万、3h-5万、5h-8万円で受注しています。その金額に見合う撮影をしなければなりません。どうすれば良いか。

答えは、クライアントの要望プラス期待を上回る撮影をする事です。
具体的に言うとまず『クライアントの要望』は最低限です。その撮影の目的が何か、要望を把握しなければなりません。打合せなどで聞いて内容を引き出す能力が必要です。

企業イベントなどはタイムスケジュールがあり誰が何をするかある程度決まっています。式次第で何が行われているか分かる写真は必要で、いつ、どこで、だれが、なにをしているかが写っていなければなりません。

では『期待を上回る』とはどんな事かと言うと、クライアントが気付かない事を汲み取って撮影する事だと思っています。

例えば、ブライダルではワンシーンでいろんな事が同時に発生します。ケーキ入刀シーンでは新郎新婦の姿、それを見ている友達、家族の姿。全景やアップの写真。
クライアントである新郎新婦が気付かないカットをどれだけ撮影できるかが、期待を上回ることになります。

つまりスナップ撮影では四方八方にアンテナを張り、いつ、どこで、だれが、なにをしているか。それはなぜか、どのようにしているのかを探して撮影する事が必要。これは事前準備とイマジネーション。撮影する前に頭の中で始まりから撮影終了までイメージ出来ればOK。これが出来るとクライアントの期待を上回る撮影が出来る、可能性が高くなります。

想像できない撮影は不安です。

この不安やリスクを減らすにはシャッターチャンスを捉える準備をする事。
シャッターチャンスは一瞬なので、いつでも適正露出と良い構図でとらえなければなりません。

狙って撮るカットと偶発的に撮れるカットがあります。どちらも常に準備して5w1が映り込むような写真を商業写真として提供できればと思っています。


Terukazu


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