マガジンのカバー画像

写真にまつわるあれやこれ。

27
撮影での出来事や撮影機材のお話など。写真撮影技術や精神論など。写真にまつわるあれこれ。
運営しているクリエイター

#料理写真

人物記念写真以外の商業写真。今回は料理写真について。

弊社は創業以来、スタジオから始まり婚礼写真、学校写真、集合写真、個人写真の人物記念写真を中心に今年創業70周年を迎えました。 そんな中、技術部では地元滋賀県彦根市の写真の御用聞きとして、『文教さん、料理写真とれる?建築写真とれる?商品写真とれる?』と写真にまつわる要望を個別に伺い『はい!撮れます!』と対応してきました。 それぞれの商業写真には専門性があり、料理・建築・物撮りは奥が深いです。 でも、出来ませんでは進みません。やらなければゼロ。やったらイチです。その差は大き

テイクアウト料理の撮影を社内で共有するために。

飲食店ではテイクアウト料理を提供するところが多くなっています。それは以前のように店内での提供ができず売上を維持しようとテイクアウト料理に対応されているところが多くあります。そんな要望に応えれるよう料理撮影の共有です。 料理写真撮影の基本は光のコントロール。 自然光。環境光。ストロボ。レフ板やトレーシングペーパーなどを使います。 主光源は半逆光のライティングをベース。 case1: 自然光+レフ板。 case2: クリップオン1灯+レフ板。 case3: クリップオン2灯

料理写真を撮る思考。

料理写真を撮ります。個人的には人を撮るのが好きですが依頼があれば料理撮影もしています。 人を撮る時は被写体とのコミュニケーションを大切にしていますが、料理を撮影する時は何を大切にしているかというと素材の表情を魅せること。料理には料理人が丹精込めて作った顔があります。お客様へ提供するときにお見せする正面の姿。 料理写真の目的は宣伝にあります。お客様に見ていただき来店してもらえば成功です。その為には”美味しそう”に撮らなければなりません。 ”美味しそう”に必須になってくるの