文喫 六本木

―― 文化を喫する、入場料のある本屋。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで…

文喫 六本木

―― 文化を喫する、入場料のある本屋。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約三万冊の書籍を販売します。一人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室を併設しています。http://bunkitsu.jp/

マガジン

  • イベントレポート

    文喫で開催されたイベントの模様をお届けします。

  • ともだちとのおしゃべりをきろくしてみる

    文喫が出会う、たくさんのともだち。なにかやりたいなと思っておしゃべりしたり、実際に何かやってみたり。そんな新しい動きを、ラフにふわっと形にしていきます。「ともだちとのおしゃべりをきろくしてみる」感覚で。

  • イベントのお知らせ

    文喫でここから開催されるイベントのお知らせはこちらから。

  • 文喫からの短信

    文喫からのその時々のお知らせはこちらに。

最近の記事

  • 固定された記事

広く遍く、いつのまにか深く。

こんにちは。文喫 六本木です。この度、noteを始めることにしました。 文喫とは、―― 文化を喫する、入場料のある本屋。 文喫六本木は、本と出会うためのための本屋として、2018年にオープンしました。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約3万冊の書籍を販売。一人で本と向き合うための閲覧室や、複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室を併設しています。 エントランスでは約90種類の雑誌を販売。普段はあまり出会うことのできないラインアップも交え、来店

    • ポエ泡

      6月30日に登壇した、文筆家で詩人のぼくいずみです。 朗読会は初めての体験でした。 詩を書くときに心のなかでひとり読むリズムと、ポエ泡でみなさんが発してくれたリズム。音の響きが全然違っていて、とても面白かったです。 メニュー表に書くために、詩を味で表現するのも初体験でした。 ホットミルクや炭酸水のようなワードを使ったのですが、味わいで選んでくれる人も多くて嬉しかったです。 みんなで読むってこんなに楽しいんだ!と発見になりました。 姜アンリさんの詩は、人柄が出ているよう

      • ともだちとのおしゃべりをきろくしてみる水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その4

        ともだちとの出会いと今後編 ウミ イエーイ。 ヤマダ そういえば、WONDER BOOKSと文喫ってどうしてともだちになったんですか。 シマダ ウミさんのイエーイが浮いちゃってますよ。 ウミ ともだちになった理由か。 シマダ ともだちに理由なんかないよね。 ウミ そうだよね。 ハマ 入学式の時に席近かったとか、そういう話ですよね。仲良くなった経緯。 ウミ ヤマダと知り合うよりも先に文喫チームとつながった気がする。 ヤマダ そうだっけ。 ウミ AOAO SAPPOROが202

        • 「生物を観察して、本を選ぶ」水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その3

          ともだちとのおしゃべりをきろくしてみる 水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その3 「ぴょんぴょん!しゅぱっ!オノマトペから本を選んでみる」 シマダ キタイワトビペンギン、キタイワトビペンギンじゃない、キタイワトビペンギン、キタイワトビペンギンじゃない、キタイワトビペンギン……。 ウミ なんだろう、花占い? ハマ 好き、嫌い、好き、嫌い……の? ペンギン占い? シマダ キタイワトビペンギンの印象を伝えるオノマトペのこと考えてて。 ヤマダ 今回のWON

        • 固定された記事

        広く遍く、いつのまにか深く。

        マガジン

        • イベントレポート
          3本
        • ともだちとのおしゃべりをきろくしてみる
          4本
        • イベントのお知らせ
          2本
        • 文喫からの短信
          1本

        記事

          言葉が呼吸する夜 - 朗読イベント「ポエ泡」/詩人Payao

          詩は紙の上でしか生きられないのだろうか。 こんにちは、詩人のPayaoです。先月「ポエ泡」という朗読会に参加させていただきました。六本木にある本屋「文喫」で開催されたこのイベントは、私を含む詩人4名、Payao、谷郁夫、つのだもか、姜アンリが登壇し、多くの参加者が集まりました。 「まるで言葉が呼吸する瞬間でした。」 用意されていたのは、まるでカクテルのような詩のメニュー。各詩は伏せられていて、「風味」や「読み方」から参加者は朗読したい詩を全8種から直感で選ぶ。全員のまえ

          言葉が呼吸する夜 - 朗読イベント「ポエ泡」/詩人Payao

          「生物を観察して、本を選ぶ」水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その2

          ともだちとのおしゃべりをきろくしてみる 水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その2 「生物を観察して、本を選ぶ」 ハマ シュパッ、すわーん、ずわあ、ザクザク、ブワー。 ウミ なにごと? ハマ 選書でオノマトペについて考えていた時の記憶が蘇ってきて。 ウミ いい傾向だね。 ヤマダ WONDER BOOKSの選書で、今回はオノマトペからみんなで本を選んでますよね。どうしてそんなことになったんですか? ハマ AOAO SAPPOROの名前の由来もオノマトペ

          「生物を観察して、本を選ぶ」水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その2

          「こんにちはWONDER BOOKS」水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その1

          ともだちとのおしゃべりをきろくしてみる 水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その1 「こんにちはWONDER BOOKS」 7月2日、札幌の都市型水族館「AOAO SAPPORO」の中に、好奇心の本箱「WONDER BOOKS」がオープンした。おそらく日本初の、水族館にある本屋。“本屋の立場から、生物の魅力を発信する”ことをコンセプトに掲げたWONDER BOOKS。実は準備段階から本と出会うための本屋「文喫 六本木」と本の取次「日販」のメンバーが一緒

          「こんにちはWONDER BOOKS」水族館の中の本屋さんWONDER BOOKSといっしょ編 その1

          【6月30日】Poetry Hour(ポエ泡)~文喫 六本木、詩の朗読はじめました~

          文喫、詩の朗読はじめました。 6月29日(土)と30日(日)の18時~20時、 文喫 六本木は、お客様との参加型の詩の朗読会「Poetry Hour」を2日間に渡って開催します。 はるか昔の人々が、日常のとりとめもない瞬間を、さまざまな言葉を駆使して表現した詩。 普段、本や詩集をあまり読まない人にも、もっと手軽に、身近に言葉に触れる時間を提供したい。 この度、文喫はハッピーアワーの一杯のような気軽さで詩を楽しめる、Poetry Hour(ポエ泡)を始めます。

          【6月30日】Poetry Hour(ポエ泡)~文喫 六本木、詩の朗読はじめました~

          【6月29日】Poetry Hour(ポエ泡)~文喫 六本木、詩の朗読はじめました~

          文喫、詩の朗読はじめました。 6月29日(土)と30日(日)の18時~20時、 文喫 六本木は、お客様との参加型の詩の朗読会「Poetry Hour」を2日間に渡って開催します。 はるか昔の人々が、日常のとりとめもない瞬間を、さまざまな言葉を駆使して表現した詩。 普段、本や詩集をあまり読まない人にも、もっと手軽に、身近に言葉に触れる時間を提供したい。 この度、文喫はハッピーアワーの一杯のような気軽さで詩を楽しめる、Poetry Hour(ポエ泡)を始めます。

          【6月29日】Poetry Hour(ポエ泡)~文喫 六本木、詩の朗読はじめました~

          かさねる、はいる、わかちあう? 本の新しい「使い方」を考える。「文喫の実験室」公開大研究会を開催!

          こんにちは、文喫 六本木です。 本との偶然の出会いや本と過ごす時間をデザインしてきた文喫 六本木が、 新たなプロジェクトをスタートします。その名も「文喫の実験室」。 本の新しい使い方を考える実験的/実践的コミュニティとして旗揚げした本プロジェクトでは一体どんなことを行うのでしょうか? 本を「読む」から「使う」へ 視点の拡張・変換、心理・行動の変化...本の効能は、人生や、世界をゆたかに変えるもの。 しかし、読書のために必要な「読む」「聞く」といった行為は、昨今のライフスタ

          かさねる、はいる、わかちあう? 本の新しい「使い方」を考える。「文喫の実験室」公開大研究会を開催!

          あなたの町に、文喫を。「文喫 ハナレ」が《本のある風景》で長泉町に変化をしかけます

          8月が終わりに近づき、暑さがほんの少しだけやわらいできたような気がします。皆さんは夏休み、どこかへおでかけしましたか? 静岡県三島市と沼津市の間にある、人口4万人ほどの町、長泉町。全国的な知名度が高いわけではないものの、静岡県内では「住みここちランキング(大東建託)」で5年連続首位を獲得している人気の町です。 文喫はこのたび「文喫 ハナレ」という、いわば“動く文喫”をつくり、最初の試みとして9月1日から10日間、この長泉町に出かけてきます。 リビングのような空間をつくる

          あなたの町に、文喫を。「文喫 ハナレ」が《本のある風景》で長泉町に変化をしかけます

          ちょっとしたご褒美とともに、本の世界にとっぷり浸る時間を過ごす。期間限定の「ヨックモック書店 in 文喫」へ行ってきました。【寄稿】

          ヨックモック書店は、文喫 六本木と洋菓子ブランド ヨックモックによる、1ヶ月限定の「ご褒美に出会う本屋」です。 “本と出会うための本屋“ が考えた「ご褒美との出会い」ってどんなもの? ライターのひらいめぐみさんに、実際に体験していただきました。 つい息抜きを忘れてしまう自分へ文喫では、4月15日(土)から5月14日(日)までの間、“ご褒美に出会う本屋”をコンセプトに掲げた「ヨックモック書店 in 文喫」を期間限定で開催しています。日々仕事に追われ、息抜きを忘れてしまう自分へ

          ちょっとしたご褒美とともに、本の世界にとっぷり浸る時間を過ごす。期間限定の「ヨックモック書店 in 文喫」へ行ってきました。【寄稿】

          「『公民館的』にやってみる」 文喫 六本木が連続トークセッションを始めます

          ※イベント名を「『公民館的』会議」と改め、開催形式をワークショップからトークセッションへ変更しました(2022/9/1)※ 場とコミュニティの課題に「公民館的」にアプローチする身近な学びの拠点であり、誰もが気楽に集まれる交流の場である「公民館」。実は公民館は、ルーツをたどれば明治時代まで遡ることができるのだといいます。そして現在、自治公民館まで含めれば、全国には8万館ほどの公民館があるのだそう(『公民館のしあさって』より)。これは、コンビニエンスストアと郵便局をすべて足した

          「『公民館的』にやってみる」 文喫 六本木が連続トークセッションを始めます

          「文喫 六本木の一日店長」2人目の店長は松島倫明さん(2022/6/30)

          もしもあの人が「⽂喫 六本⽊の店⻑」になったら……こんにちは、文喫 六本木です。 6月3日にフードエッセイストの平野紗季子さんをお迎えし、好評をいただいた新企画「文喫 六本木の一日店長」。さっそく6月30日に第2回を行います! 第2回で一日店長に就任いただくのは、雑誌『WIRED』日本版編集長の松島倫明さんです。 「本と出会う本屋」がコンセプトの「文喫 六本木」で、本を通してさらに広く深い世界に出会っていただきたい。そんな想いから、「文喫 六本木の一日店長」では、様々な業

          「文喫 六本木の一日店長」2人目の店長は松島倫明さん(2022/6/30)

          イベントレポート「文喫 六本木の一日店長」第1回:平野紗季子さん

          発売初日にチケット完売! 新企画「一日店長」 「文喫 六本木」は、「本と出会う本屋」がコンセプトです。古今東西さまざまな本があり、そして日々新しい本が世に送り出されているなか、想像もしていなかった本との出会いを皆さまにお届けできるよう、1冊として同じものがない、約3万冊の本を揃えているのが特徴です。 そこには、「文喫 六本木」で働く個性豊かなスタッフたちの視点と、整理されきらないまま陳列された本たちを見つめる、お客さま一人ひとりの視点があります。店内を歩きながら何気なく本

          イベントレポート「文喫 六本木の一日店長」第1回:平野紗季子さん

          新企画「文喫 六本木の一日店長」開始! 初回は平野紗季子さん(2022/6/3)

          「本と出会う本屋」がコンセプトの「文喫 六本木」で、本を通してさらに広く深い世界に出会っていただきたい。そんな想いから、様々な業界で活躍されている方を、「一日店長」としてお招きすることになりました。一日店長には、1冊として同じ本がない、約3万冊の書籍を揃える「文喫」の店長として、新たな世界を案内していただきます。 6月3日の一日店長は、平野紗季子さんに。初回(6月3日)の一日店長は平野紗季子さん。店長や書店員を「本から広がる新しい世界の案内人」と考え、食の新しい楽しみ方を豊

          新企画「文喫 六本木の一日店長」開始! 初回は平野紗季子さん(2022/6/3)