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日程:2020年8月26日

この日は、牛島さんと松山ブンカ・ラボのディレクター戸舘さんで、展示のタイトルやコンセプトについて意見を交わしました。
最近になって牛島さんは自身の作品が、小学校の頃の記憶や体験に大きな影響を受けているのではないかと考えるようになったとのことです。そして、小学生の頃の牛島さんを形作っていたのは家族だと改めて感じるようになったそうです。
その話題から派生して、メディアを通じて語られる幸せそうな家族像に違和感について話し合いました。家族の形はそれぞれであって、幸せな時もあれば、そうでない時もある。

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家族は他者同士・他人同士であって、ギクシャクしているのが前提であって、わかりあえたり、繋がっているふりをしているのかもしれない。幸せだとかハッピーというのは作られた家族観なのではないかという話にもなりました。
今回の展示に重要なキーワードとして、「家族」が浮かび上がってきました。後日牛島さんからメールがあり、タイトル「かえりみちをつくる」が送られてきました。今回の展示会を通じて、どんな帰り道を来てくださる皆さんに感じてもらうことができるのでしょうか。楽しみです。

絵:しょうたろう
文章・撮影:松宮俊文(松山ブンカ・ラボ)

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