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創建当初のかまど発見 天台宗妙法院

※文化時報2022年8月9日号の掲載記事です。

 保存修理工事が行われている天台宗京都五箇室門跡の妙法院門跡(杉谷義純門主、京都市東山区)の庫裏(国宝)から、16世紀末~17世紀前半の建立当初のものとみられるかまど跡が出土した。場所を変えながら何度も作り替えて使用されていた形跡があった。妙法院の庫裏は、豊臣秀吉が建立した方広寺で毎月祖先を弔った「千僧(せんぞう)供養会」で食事を準備したと伝わり、関連が注目される。

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