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コロナを越えて㉔お寺の原点「一対一」

浄土真宗本願寺派明善寺住職、経営コンサルタント 安井廣由氏

※文化時報2022年4月1日号の掲載記事です。

 浄土真宗本願寺派明善寺(福岡県嘉麻市)住職の安井廣由氏(50)は、地方自治体や民間企業のコンサルティング業務に携わり、僧侶が文字で悩み相談を受けるアプリ「Sion」を開発した「株式会社くうる」(武智勝哉代表、東京都港区)のCBO(チーフ・坊さん・オフィサー)なども務める。住職としては寺院運営にインターネットやソーシャルメディアを駆使し、地元福岡の人気テレビ番組にコメンテーターとして出演。寺院の原点を「一対一の積み重ね」と考えている。(編集委員 泉英明)

福岡で住職就任

 《安井住職の実家は山口県内の本願寺派寺院。放送局や上場企業の広報・投資家向け情報提供(IR)、ベンチャー支援などを経て、現在は福岡を拠点に地方創生などに携わる》

――さまざまな職種を経験されています。

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