5歳の娘が切り取った「夏の思い出」でアルバム作りをしてみました。
暑く長かった夏は去りすっかり秋になりましたが、
今年の夏、皆さんはどんな思い出ができたでしょうか。
夏祭りや花火大会、
いろんなイベントがコロナ前のように賑わっていて
待ち望んでいた当たり前の日常が戻ってきた
ほんの少し特別な夏だったように感じます。
人生で1度きりの夏
ところで我が娘は保育園最後の年。
毎日メキメキと大きくなり、
できることも喋ることも日に日に変化しています。
そんな人生で1度きりの5歳の夏。
ちょっぴり特別な2023年の夏。
彼女がどんなふうに世界を切り取るのか興味が湧いて
”写ルンです”を渡してみました。
”写ルンです”は皆さんご存知の使い捨てカメラ。
当然、撮り直すことも撮った写真を確認することもできません。
こういうカメラもあるんだよ。
デジタルに慣れきっている彼女はとても不思議そうにしていました。
さぁ夏がはじまった
夏の初めに思い立って、一緒に近所のカメラ屋さんへ向かいました。
記念すべき最初の1枚はお店を出てすぐ駐車場でカチリ。
撮った後ダイヤルを回さないと次が撮れないよ〜と
教えながら私も懐かしい気持ちでいっぱいに。
ともかく2023年夏の撮影がスタートです。
途中、
「そんなとこ撮るの?!」
「そんなに何枚も撮るの!!??」
と口を出しそうになったけれどグッと我慢。
(それでも今の娘の写真も残したくて、何枚か私も撮っちゃいました)
5歳児の頭には常にカメラを持ち歩くという発想はなく
思い出した時や私が持って出かけた時に撮影するスタイルだったため夏のイベント全てを納めれなかったけれど、逆に私なら写真に残そうと思わないようなとりとめない日常生活をカメラに納めてくれました。
現像のでき上がりを待つワクワク感
8月末に27枚全てを撮り切り、夏の撮影は終了。
その足でカメラ屋さんへ。
一刻も早く撮った写真をみたくて、現象を待つ間がなんと楽しみなことか。
このワクワク感はスマホ撮影では味わえない感覚ですね。
一体どんな写真が撮れているのやら。
びっくり箱を開ける前のような気持ちです。
味わい深い写真たち
1週間ほどで仕上がった写真を親子で開封します。
まず驚いたのが色味。
スマホに慣れきった目で見ると、赤っぽかったり黒っぽかったりで、加工してもここまでレトロな写真は撮れません。
なんとも味わい深い写真の数々。
そして写真を眺めていると、
「この時はこんな話をしたな」とか
「こんなことがあってこの写真を撮ってたな」とか
その時の会話や様子が思い出されます。
一緒にスーパーに買い物に行くだけの何てことない日。
そんな記録わざわざ残さないけれど
後から振り返ると妙に愛しく感じるものです。
アルバムに残す
娘に「写ルンです」を渡そうと思いついた時
一つ決めていたことがあります。
それは出来上がった写真をアルバムに残すこと。
これはもうライフワークのようなもので
“思い出”という目に見えないものを形あるものにしたい、
飾ったり振り返ったりプレゼントしたりしたい、
という欲求を抱えて過ごす私ですので
自然とアルバム作りも同時に決まったわけです。
ただ写真をとじるだけでなく
こんな条件で作れるアルバムを探しました。
☑︎ 写真のそばに文字が書けるもの
☑︎ 写真だけでなく紙モノも一緒に保管できるもの
そして見つけたのがこちら。
デザインフィルのポケットジャーナル。
小さな紙モノを集めるためのポケットノートですが
写真も収まる上、仕切りがないからレイアウト自由!
静電気で中身もほとんどズレません。これは良い。
文字も書き込めるのも理想的でしたが
今回は余白があったので
cozycaproductsのブロックメモでコメントも添えてみました。
ページをめくるたび、嬉しくなる
作り始めて1時間ほど。
5歳の撮影した写真アルバムが完成しました。
基本はポケットに写真を差し込むだけなので
手間もそこまでかかりません。
出来上がったアルバムをめくりながら込み上げる満足感。
現像写真を見た直後はヘンテコな写真ばかりに感じたのに、アルバムにまとめるとどれも良い写真に見えてくるから不思議です。
本人や夫、両親に見せるのが楽しみ!
ふとした思いつきから始まったひと夏の撮影。
振り返ってみると、
娘なりのこだわりや感性を覗くことが出来たし
それを振り返れる形にまとめることも出来たし
全部ひっくるめていい体験だったように感じます。
何年か後に
「5歳の時はこんなヘンテコな写真撮ってたよ〜」
と見せたらどんな顔をするでしょう。
不定期で続けていけたらおもしろいかも。
撮り溜めた「夏の思い出」があれば、
気が向いたとき形にしてみると楽しい発見があるかもしれません。
(店主)
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