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ネイティブライクへの道〈5〉~「あなた」って難しい~

Welcome again to "A Journey to a Native-Like Speaker of English"! I'm June, a lifelong learner of English.

このシリーズは、ELSA Speak という発音トレーニングアプリをほぼ毎日使うことによって、私の発音がどのくらい改善されるのかをレポートするものです。このアプリは、Hikaruさんの記事で初めて知りました。

前回の投稿から今までの私の進捗状況

9月30日(水)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音78%, 流暢性87%, イントネーション76%, 強勢96%)

10月1日(木)81%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音79%, 流暢性87%, イントネーション76%, 強勢97%)

10月3日(土)81%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音79%, 流暢性88%, イントネーション76%, 強勢96%)

10月4日(日)81%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音79%, 流暢性88%, イントネーション75%, 強勢97%)

10月5日(月)81%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音80%, 流暢性88%, イントネーション75%, 強勢97%)

10月6日(火)81%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音80%, 流暢性87%, イントネーション76%, 強勢98%)

10月7日(水)81%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音80%, 流暢性86%, イントネーション75%, 強勢98%)

カメの歩みですが、すこーしずつ上達しているような気がします。

10月2日金曜日は、うっかり忘れてしまいました(笑)。でも、長続きするコツは完璧主義にならないことだと、NHKラジオ講座の経験から思っているので、あまり気にせず、のん気にがんばります。 

私の苦手な単語

ズバリ、それは YOU です!R も L も、TH も F も V も入っていないのに!

/j/ の音(you の y にあたる音)が、難しいみたいです。

このシリーズの〈4〉へのコメントで、なかむらいろさんは、yield が難しいとおっしゃっていました。私も yield の方が、/j/ の後に /i:/ (本によっては /iy/ と表記)が来て、さらに /l/ が来るので、you よりもっと難しいと思います。ただ、このアプリの私のプログラムでは、まだ登場していません。

先週、私が発音理論のエキスパートとして紹介した、トマトモヤさんが、下あごを前に少し出すと、舌が自然に盛り上がり、英語の発音の構えができるとおっしゃっていました。

それにヒントを得て、下あごを前に少し出すように、/j/ の音を発音するようにしたら、少し改善が見られました。

でも、you が文頭にあるなら良いのですが、文中だと、やっぱりなかなか難しい。やはり、練習が必要です!

今は亡き大スター、志村けんさんのギャグ「アイーン」みたいなイメージ(笑)。あれはやりすぎだけれど。

では、今日はこの辺で。

よろしければ、こちらものぞいて見てください。

That's all for now! See you next time! Until then, keep practicing!

「ネイティブライク」という言葉について… native-like という形容詞で、「ネイティブ・スピーカーではないけれど、それに非常に近い」という意味です。
「ネイティブ・スピーカー」という概念について… 応用言語学者の中には、ネイティブ・スピーカー至上主義(native speakerism)を批判する人も少なくありません。私も、ネイティブ・スピーカー至上主義は支持しません。私がこの記事で「ネイティブライクになりたい」と言うのは、発音練習が私の趣味だからです。英語はいろんな文化的背景を持った人たちがコミュニケーションのツールとして、第2言語として使うものですから、その人たちの第1言語(母語)に影響された英語(訛りのある英語)が使われるのは当然のことです。訛りのある英語も、アメリカやイギリスのニュースキャスターが使う英語も、言語として優劣は無いと考えています。世界には、native speaker の英語教師よりも non-native speaker の英語教師の方が、はるかに数多く存在します。私もその non-native speaking teacher of English であることを誇りに思っています。
私(1970年生まれ、インターネットが登場する前に大人になった)の英語学習歴… 子供英会話教室(当時はまれ)に通ったのがきっかけで、中学生頃から自分で英語漬けの生活を始める(中学校での壮絶ないじめからの逃避願望もあった)。NHKラジオ講座、文化放送「百万人の英語」、FEN(在日米軍ラジオ放送)、アメリカ映画、アメリカの十代向け雑誌など。フツーの公立中に通いながら、中2で英検2級。高校は海外帰国生が全生徒の3分の2という私立高校(ICU高校)で、アメリカ英語の洗礼を受ける。帰国生に負けまいと英会話スクールに通う。高2で英検準1級。高3で英語の先生に帰国生と間違われて内心ガッツポーズ(笑)。大学(ICU)で英語専攻。英会話スクールにも同時に通う。大学2年で英検1級。アメリカ人の教授について卒論も英語で書く。アメリカの大学院に1年在籍、アメリカ史を専攻して挫折して帰国。高校の英語教員になり、25年。その間、TOEIC 980点、通訳ガイド(通訳案内士)、TESOL(英語教授法)修士号(Temple University Japan)を取得。NHKラジオ講座は中学生以来、時々ブランクはあるけれど、聞いている。今は、アメリカのリアリティ番組にドはまり中。Podcast も好き。

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