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ネイティブライクへの道〈4〉~発音理論エキスパートと出会う~

Welcome again to "A Journey to a Native-Like Speaker of English"! I'm June, a lifelong learner of English.

このシリーズは、ELSA Speak という発音トレーニングアプリを毎日使うことによって、私の発音がどのくらい改善されるのかをレポートするものです。このアプリは、Hikaruさんの記事で初めて知りました。

前回の投稿から今までの私の進捗状況

9月24日(木)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音78%, 流暢性86%, イントネーション73%, 強勢99%)

9月25日(金)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音78%, 流暢性89%, イントネーション77%, 強勢98%)

9月26日(土)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音77%, 流暢性89%, イントネーション77%, 強勢97%)

9月27日(日)80%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音77%, 流暢性88%, イントネーション76%, 強勢97%)

9月28日(月)78%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音75%, 流暢性88%, イントネーション76%, 強勢95%)

9月29日(火)79%ネイティブ「上級者」 (リスニング100%, 発音76%, 流暢性87%, イントネーション76%, 強勢96%)

なかなか80%の壁を超えるのは難しいなぁ。これ以上は無理かもしれない。でも、トレーニングをやめると、少しずつ落ちていきそうなので、気長に続けます!

発音理論のエキスパートを発見!

前回に予告した、「英語発音理論のエキスパート」の方をご紹介いたします。トマトモヤさんです。その方の記事とYouTube をご紹介します。

私が驚いて、でもちょっと考えて納得したポイントその1は、「アメリカ英語は舌が常に盛り上がっている」というご指摘。

私は今までそういう風に考えたことがなかったのですが、でも、授業中に自分が発音について生徒に言っていることを思い出すと、舌をどこに付けるとか、舌の話ばかりしていることに気づきました。

ただ私は、授業中は『ベロ』って言っちゃうけど(笑)。

もうひとつの納得ポイントは、「アメリカ英語は鼻声になる」ということ。これは、当然、個人差があると思います。ただ、特にアメリカ人女性・カナダ人女性は鼻声で話しているように聞こえる人が多いと思うのは、私だけでしょうか…。

かく言う私も、地声が鼻声(笑)。だから自分の声が大っ嫌い。本当は、今話題の音声配信とか、やってみたい気もするけれど、この ELSA Speak の録音機能で自分の声を聞いただけで、その鼻声に身の毛もよだつ思い。

でも、このトマトモヤさんの「アメリカ英語は鼻声」というご指摘を聞いて、「鼻声も悪くないかも」と自信を取り戻しつつあります。単純なオバサンですみません(笑)。

話は変わりますが、最近、こんなシリーズも始めました。

次回の予告:チョー簡単なはずの単語なのに、なかなか私が正しく発音できない単語をご紹介しようと思います!L も R も入ってないのに!TH も F も入ってないのに!くやしい!

That's all for now! See you next time! Until then, keep practicing!

「ネイティブライク」という言葉について… native-like という形容詞で、「ネイティブ・スピーカーではないけれど、それに非常に近い」という意味です。
「ネイティブ・スピーカー」という概念について… 応用言語学者の中には、ネイティブ・スピーカー至上主義(native speakerism)を批判する人も少なくありません。私も、ネイティブ・スピーカー至上主義は支持しません。私がこの記事で「ネイティブライクになりたい」と言うのは、発音練習が私の趣味だからです。英語はいろんな文化的背景を持った人たちがコミュニケーションのツールとして、第2言語として使うものですから、その人たちの第1言語(母語)に影響された英語(訛りのある英語)が使われるのは当然のことです。訛りのある英語も、アメリカやイギリスのニュースキャスターが使う英語も、言語として優劣は無いと考えています。世界には、native speaker の英語教師よりも non-native speaker の英語教師の方が、はるかに数多く存在します。私もその non-native speaking teacher of English であることを誇りに思っています。
私(1970年生まれ、インターネットが登場する前に大人になった)の英語学習歴… 子供英会話教室(当時はまれ)に通ったのがきっかけで、中学生頃から自分で英語漬けの生活を始める(中学校での壮絶ないじめからの逃避願望もあった)。NHKラジオ講座、文化放送「百万人の英語」、FEN(在日米軍ラジオ放送)、アメリカ映画、アメリカの十代向け雑誌など。フツーの公立中に通いながら、中2で英検2級。高校は海外帰国生が全生徒の3分の2という私立高校(ICU高校)で、アメリカ英語の洗礼を受ける。帰国生に負けまいと英会話スクールに通う。高2で英検準1級。高3で英語の先生に帰国生と間違われて内心ガッツポーズ(笑)。大学(ICU)で英語専攻。英会話スクールにも同時に通う。大学2年で英検1級。アメリカ人の教授について卒論も英語で書く。アメリカの大学院に1年在籍、アメリカ史を専攻して挫折して帰国。高校の英語教員になり、25年。その間、TOEIC 980点、通訳ガイド(通訳案内士)、TESOL(英語教授法)修士号(Temple University Japan)を取得。NHKラジオ講座は中学生以来、時々ブランクはあるけれど、聞いている。今は、アメリカのリアリティ番組にドはまり中。Podcast も好き。

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