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BUNGU SQUAD STORY #13『憧憬』

この物語は、BUNGU SQUADというアナログゲームがどういう経緯で生まれて、どのように世界に羽ばたいていくかを、現在進行形で書き残していく自叙伝である。

#1はこちら

文房具ライターのきだてたくさんから、早速取材を兼ねたプレイ会の日程を打診していただき、あれよあれよという間にその日を迎えた。

2019年8月3日。
浜松町のレンタルスペースに、5人の有志が集まった。

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✒︎  憧れの人たち
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主催者のきだてさんが各所に声をかけてくれて、その中には先日訪問したばかりの中央大学『文具ラボ』の代表Sさんも来ていた。

さらに、液状のりアラビックヤマトでお馴染みの文具メーカー『ヤマト』の広報のお二人と、ブンボーグA(エース)こと他故壁氏(たこかべうじ)さんも参加してくれた。

きだてさんと他故さんといえば、文具王である高畑正幸さんとの3人で構成される文房具トークユニット『ブング・ジャム』のメンバーで、今でも発行されている文具フリーペーパー『Bun2』の中で連載されているのを、20代の頃から15年以上、ずっと読み続けていた。

そんな、僕にとってレジェンドのような存在に、いきなり2人も同時に会えるなんてとんでもなく嬉しかったし、感慨深かった。

思えばブングーファイブを作ろうと思ったきっかけは、文具に関わる仕事をしたいと考えたところで、とてもじゃないけどきだてさんや他故さん、高畑さんのような知識や情熱が無いのはわかっていて、、、
この方々とは別の角度でやっていかなきゃ、とても太刀打ちできないと考えたからだった。

言い換えるならこの御三方がいたからこそ、生まれたゲームだとも言える。

そして、そんな事を考えてから1年もしないうちに、まさか同じ空間にいて、まさか取材を受ける事になるなんて想像もしていなかった。

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✒︎  いざ、取材…!
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レンタルスペースに集まっていただいたので、挨拶もそこそこに早速ゲームの説明を始めた。

あんなに憧れた方々との待ち焦がれた瞬間だったのにもかかわらず、不思議なもので、その時どんな会話をしたかを結構忘れてしまっている。

1つ覚えてるのは、例の如く持参したアタッシュケースの中を見てもらった時に、そのバカっぷりを大変面白がってもらえた気がする。

その時の模様の詳しくは、実際に発信されたこちらの記事を読んでもらえれば。

今改めて読むと、さすがはプロのライターさん。面白くわかりやすく僕の事を紹介してくれて、なんなら、ゲームの魅力やルール説明まで本家をゆうに超えるレベル。

自分で作っておいてなんだけど、「何これ面白そう!」って思いながら読んでしまう。

とても楽しい時間を過ごす事ができて、さらにずっと残り続ける記事まで書いてもらえて、本当に感無量だった。

そして、ここに集まった方々にはこの後も色々とお世話になるのだが、それはまた別のエピソードで。


〜BUNGU SQUAD STORY #14 へ続く〜

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