女生徒に見る犬と太宰
女生徒を読んで驚いたことの一つに、飼い犬への態度がある。
私は動物が大好きなので共感は出来ないのですが、カアへの酷い態度は自傷行為に似ていると私は思いました。
美しいジャピイとかわいそうなカア。
きっと主人公の女生徒はカアと自分を重ね合わせているのでしょう。
自分と似ているからこそ、可愛がってやれないのです。
自分を無条件に可愛がって肯定することは、なかなかに難しいです。
持て余した気持ちのはけ口が、あんな態度に出るのではないでしょうか?
皆さんは、どう感じましたか???
それと、これはこぼれ話なのですが
太宰治自身も犬は得意ではなかったそうです。
犬を見ると逃げ出した。なんて友人談もあるくらい。
どのくらい苦手かというのは「畜犬談」を読んだ方が早いし分かりやすいですUo・ェ・oU
太宰お得意のユーモアと愚痴とおべっかが堪能出来ますよ。笑
引き続き、女生徒をお聞きいただけましたら幸いです♫
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