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MISHIMA2020@日生劇場
これまた去年のお話なのですが、絵美子に誘ってもらって三島由紀夫没後50周年企画「 #MISHIMA2020 」を観劇してきました(*бωб*)✨
絵美子は到着がギリギリとのことなので、私は朝から何も食べていなかったので日生劇場横のカフェでご飯を食べていました。
ボロネーゼを頼みました❤
白いトップスしか買えない呪いにかかっているくせに、トマト系のパスタが好き・・・
なのでジャケットで防御して待っていたら
店員さんがナプキンを持ってきてくださいました✨
ありがとうございます!すごく助かったけど、ちょっと恥ずかしかった・・・(*ノωノ)笑
三島由紀夫と東大全共闘も見たし、去年は三島由紀夫の年だったなぁー。
一部が
◆『橋づくし』/作・演出:野上絹代
出演 伊原六花 井桁弘恵 野口かおる 高橋努
私はこれが大好きです。
ギミックがすごいし、私たちの集中力を良い意味でイライラと刺激してくれる。
「どうなるの?」「なんなの?」と前のめりで観劇していました。
そして見終わった後「原作を読んでみたい!」と思わせるのがすごい!
願い事に隠された自分の本当の望みとは?
上っ面がタケノコの皮みたいに剥がれ落ちていくさまが快感でしたし「私の本当の望みはなんだろう?」と考えさせられる舞台でした。
本当に面白かった!野上絹代さんの他の作品も見てみたいし、出てみたいと思いました。
換気のための休憩中、カフェでお茶。
私は隙あらばすぐお茶をします。英国人に負けない!笑
飲み物が好きなんだもの・・・・
二部が
◆『憂国』(『(死なない)憂国』)/作・演出:長久允
出演 東出昌大 菅原小春
これは私と絵美子で意見が割れました!笑
演出に対しては解釈一致なのですが、役者に対する見方や印象がこうも変わるのか・・・と面白かったです。
演出に関してはすべて想定内なので特にないのですが←
私は「セリフが言葉になるってこういうことなんだ」と菅原小春さんのお芝居をみて感銘を受けたのですが
逆に絵美子は「菅原小春さんは元々ああいう人だから、「まんま菅原小春さんじゃん!」って感じだったから芝居っていうより、そのままじゃん?」っていう意見
そして私は「東出さんは「こういう役も出来るんです」感がすごくてやだったなぁ。演出さんの意向をくんでいるんだけど、相手が菅原小春さんだからメッキ感がぬぐえなかった」
逆に絵美子は「私もっと下手だと思ってたから「うまいじゃん!」って思ったよ」とのこと(失礼!)
でも今回の舞台で、役者の芝居とパーソナリティは別物だと思っていたけれど、それは違うということが分かりました。
やっぱり端々に隠しきれない「その人自身」があって、それが深みをもたらしたり、オリジナリティなのだろうけど
「あ、やっぱりこの人ってこういう日人なんだ」という確認作業みたいにもなっちゃうんだなぁ。怖いなぁ。と思いました。
例えば絵美子曰く「東出さんが女性に対して優しくない。自分が自分がっていうのが見えて好感が持てなかった。」って言ってました。
私は女性に~は分からなかったのですが「自分が自分が」というのには共感しました。
一緒に作るといいより「僕はこういう芝居をする」の主張が凄すぎたので、菅原さんが合わせにいっているというか、包容力で成り立っているなぁという印象をうけたので
その印象は芝居を超えたパーソナルの部分が届いてしまった結果。
ということは、私のお芝居も同じように思われているという事。
恐ろしい。
やはり何事も我をなくすのが究極だなぁ。
我をなくせるように生きよう。
全ては芝居に出てしまう。
第一線で活躍していらっしゃる方のパフォーマンスはとても刺激になります。
ちゃんとインプットをアウトプットに昇華できるように、精進したいと思います。
人のことを言うのは簡単。
やるのは難しい。
なんだかんだ言っていますが、結局私はその人たちの足元にも及んでいないしそれが現実。
現状は超えていくためにある。生涯精進です!!!!
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