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#2 たぶんきっと、1年前の秋には限界だった。

うつ病と診断される前の年の秋、これはやばいと思ったことがある。


自分の気持ちが滅入っている。

土日もずっとふさぎこんでいる。

泣いている。


こんな生活が続いた11月のおわり。

上司に、「精神的にちょっときついです。」

とついに打ち明けた。

そこから休みを取ってなんとか心の回復をはかることにした。4日か、5日か、割と長めに。

お散歩をしたり、大好きな神社に行ったり、塗り絵をしたり、アクセサリーを作ったりと、気分転換をしてみた。

幸いなことにそこで調子は回復した…と思ったけれど、ちょっとおちつかなくて、「カウンセリングつきの内科」というのを当時の職場の女の子に教えてもらい、予約をした。


にも関わらず、私は行かなかった。


その予約日の直前に、インフルエンザに人生で初めて罹ったのだ。

結局出勤停止で1週間休んだ。

1週間、インフルエンザとはいえ仕事から離れたこと、

仕事もたまってしまったこと、

そんなことから、病院受診のチャンスを自らキャンセルした。


考えてみれば、その前の年には、帯状疱疹にもなった。

休めばいいのに、その週末にあったコンサートに行きたい、という理由だけで、おいわさんの目をしながら仕事に行った。

プライベートの予定をさらけ出すって、危ないですね。。。

そして、完全なる、ワーカホリック。

仕事に自分の価値を見出してしまった私は、働けない自分が許せなかった。

おもえば、その頃からよく体調を崩していた。

そうやって、体から、「休んで欲しい」という声は何度も発せられていたように思う。

どんな強迫観念だろうと思うけど、それしかないように見えてしまってた。

あの時の私に会えるならこう声をかけてあげたい。

”もっと自分を大切に、いたわってあげない?”


よく体調を崩す。

というのも、大事なサインだと今は思います💐

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