復職という2文字が見えたら、薄氷が割れた #適応障害 #休職中
休職してしばらく経つ。
前回のnoteに書いたように、心の休みのはずが、身体の調子を崩した私。
そろそろ休みも終わりが近づく。
病み上がりの中、復職したらどうするか、を考え始めた。
休むということは、復活するときが待っているということ。
深く考えないまま、すがるように休みに入った私は、そこまで考えていなかった。
これ以上、深く深く書くとノンフィクションにも程があるので書かないが、会社の方と話すと症状が久しぶりに出た。
その後、心療内科を受診。
心身の状態/環境調整が復帰するには不十分という診断を受けて、休職を延長することになった。
はじめて休職を勧められたときは、ショックだったが、今回の診断結果は「ホッ」とした、というのが正直な感想だ。
心臓がバクバクして、内臓にコンクリートが詰まったような感覚。
暗いトンネルの中にいるようで、頭の中がぐるぐるした感覚。
表情はボーっとしている感じ。
感情ブレーカーを落としていれば、普通に接することができるが、自分の感情に触れた途端に闘牛のように自分自身で自分が制御も理解もできなくなる感じ。
それらの症状に久しぶりに触れて、動揺していた。
仕事をしているイメージがわかず、復職を考えると自然と負の沼に引きずりこまれていった。
復職したい気持ちはあるが、今の状態ではダメだった。
心のどこかでは、まだできないと分かっている自分がいた。
それらすべてを心療内科の先生に見透かされたような感じがした。
薄氷を滑るような気持ちで、復職に向かっていた。
でも薄氷は薄氷だ。
偽ることはできず、割れた。
周りの人に申し訳ない気持ちになるし、職場に申し訳ない気持ちになるし、何やってんだろうって思う自分もいる。
いつまでも悲劇のヒロインみたいにふるまっているような自分がもどかしい。たたき起こしたい。
だけど、これが今の自分だ。
受け入れるしかない。
「復職すること」だけじゃなくて「復職して継続して働くこと」が実現したいこと。それを実現させるためには、復職は今ではない。
…ということでもう少し時間がかかりそうだが、ゆっくり向き合おうと思う。
実は、今回の心が暗くなっていく様子を家族が見ていた(普段は一人暮らしのため、ひとりで耐えていた)。
実際に見て、今まで言っていたことがようやくわかった、と言っていた。
百聞は一見に如かず、は適応障害にも言えること。
なかなか伝える・理解してもらうのが難しい病気なのだ、と改めて感じた。
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