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書籍絶歌 神戸連続児童殺傷事件 元少年A 酒鬼薔聖斗の書籍を読んでの感想 止める事はできなかったのだろうか…

↑Amazonで絶歌のページを載せようとしてもコピーが出来なかったのでその本や関連の本が載ってるページを載せておきます。

この本を読んでみて一言でいうと…おぞましい…

私は何度かページを閉じてもう本を読むのをやめようと思う事もありました。
それくらいおぞましい書籍でした。


数年前、神戸殺傷事件から〇年が経ったとニュースが流れていた。
捕まった少年Aは【絶歌】という本を出版していたというのが頭にインプットされていた。

その数年後の今、急にその本が読みたくなった。

たまたまAmazonのkindle読み放題1か月無料というのに入ったのでそれを見ようと思い検索してみた。

Amazonのkindleで読み放題のプランでは読めなくて、有料でなかなかの金額だったのでヤフオクで50%オフクーポンがあったのでそれで購入をした。

本が到着した時はワクワクしていたけどいざ読もうと思うと急に怖くなってきた。

殺人を犯した人が書いた本はどんなのだろう?
殺人風景が書かれていたら嫌になるかも…と思ったがおそるおそる読んでみた。

私はここ数年泣きながら読んだ本で
1位は、約束のネバーランド

これはティッシュ1箱無くなる勢いだった。

2位が、絶歌 神戸連続児童殺傷事件 元少年A 太田出版

1位の約束のネバーランドは日本中の人に読んでほしいと思う位感動をした。
しかし、2位の絶歌 元少年Aが書いた書籍は出来たら未成年には読んでほしくない、大人でも覚悟をした人だけが読めばいいと思う。
私は子供の親として読んで勉強になったと思うので、子供の親目線で見る人にはおすすめするがそれ以外の人には読まない方がいいと思った。
読まない方がいいので私がその理由をここで話したい。

元少年Aは小学校高学年から凶暴になってきたという。

私も子供がいるので小学校高学年で凶暴になる子を何人か見てきた。

小学校の行事で保護者が何百人もいる前で平気で誰かに殴りかかっている子がいた。それを小学生と先生や保護者達で必死に止めていた。
数分後殴りかかっていた子の親が来て激怒りしたらその子は大人しくなり親と一緒に帰っていった。

先生や周りの保護者達も沢山巻き込まれてたのにその親は一言も周りに謝らずに帰っていった。
その親と面識があり、時間の待ち合わせをしていても時間通りに来ないし忘れていたと言って来ない日もあり、その時も謝罪はなかった。

私が小学校に行く度にその親が校長室から出てきてたので子供の事でよく注意されていたみたいだがその親は特に気にしてないようだった。

また違う別の高学年の子は、授業中廊下に出てホウキを振り回していた、先生に注意をされて先生がその子の腕を握ると、『痛い痛い!』と大声で叫び、腕が痛いから救急車を呼んでと言っていた。
そんな光景が2週間程続いた。
その親は校長や先生達に注意されても逆切れをして先生達にも今にも飛びかかるかの勢いだった。

それ以外にも色んな子供たちを見て来たけど、殴りかかる子が少数だけいたが、先生が親に注意をしてもその時は謝ってもまた子供が暴れて同じことの繰り返しだった。

話は戻るが、元少年Aは、母親も父親も弟2人の事も大好きで家族は一切関係なくて自分だけが悪いと書いていたがはたしてそうだろうか?

私が未成年の子供が悪い事をしたら親の責任だと思ってるし、そうならないように時にはきつく、時には優しく躾をしている。

学校から呼び出しなど1度もないし、子供も喧嘩が嫌いで、殴りあったことも一度もない。

また別の日にも書く予定だけど、元少年Aの親も本を出版していて、その本も今読んでいる所でお母さんが良く学校に呼び出されていて、元少年Aの事で学校等に何度も謝りに行っていて、何か問題があれば学校へ行って謝るのは親の務めだと言っていた。

私が小学校で見てきた問題のある子供の親に似ていた…

子供が問題があれば学校に呼び出されて謝ってる親を何人か見て来たけど子供が良い子に戻ったというのはあまりない…

問題とまでは言わないがやんちゃな子供は多い。
そういう子に注意をしたらすぐに直る。

やんちゃの度を越した子はなかなか元には戻らない。
なぜ謝るだけで良い子に戻す努力をしないのか?

少年Aは私が親だった場合同じ事をしただろうか?

元少年Aは家族の事は好きと言っておきながら父親は仕事仕事で子供の事は全くほったらかしだったし、弟にはよく殴ってたらしい。

では、私がこの本は未成年は特に読まない方がいいと思ったのは、猫をどうやって殺したかという内容が書かれていた。
それを読んでる最中に本を閉じようかとかなり悩んだ。

グロすぎてここでは書かないけど、こんなグロい事をするのかと結構最初のページの方でショックを受けた。

そしてマスターベーションをしている時に思い浮かぶ事は人がグロく殺されてるシーンだとか…

ちょっと内容が違うかもしれないけどもう一度そこのページを開こうと思わないし私はこんな風に↑とらえた。
誰しも何かのきっかけで少年Aみたく残虐な殺害をしたり、そんな事をしてる風景を好んで妄想する事があるかもしれない。

だけど理性を失わないように子供のころから親がしっかりと躾ける事が大事なんじゃないかと思う。

書籍で人を殺害したシーンの話はさすがにしてなかったけど、淳君を締め上げたとだけ書いていた。
もうこの一言が頭から抜けない。
この言葉でさえも見たくなかった。

あと友達を殴って歯を折って更にナイフで刺そうとしたら公園の地面の砂をかけられてその子は逃げれてその後その子は転校した。という所。

逃げれなかった場合どうなったのかと思うとおそろしい。


私が泣いたシーンは、父親と会った時に少年Aが謝ったら父親が泣いたシーンと、弟達に謝ってその返事が弟たちが優しかった事。
そして最後にご遺族に謝罪を言ってる所。

ご遺族に謝罪をしてる所に泣いた理由は、少年Aになってしまう前に本当に彼を誰も止められなかったのか?
子供がこんな事になって逆に申し訳ないという親の立場になって考えると
泣けた…

親せきのおばさんに面会で会って抱きしめられてごめんなと言われた時に謝るのはこっちなのになんでおばさんが謝るんだろう?と思ったと書いていたけど、私でも親せきのおばさんと同じことをしてると思う。
もっと早くに止めてあげていればこんな事にはならなかったと。

私は親として見て、ご遺族の立場なら少年Aと会ったら殺すかもしれない。
という位憎むし、少年Aの身内なら止めてあげられなかった事を悔やむと思う。

だからこの本を読むと心がぐちゃぐちゃになるけど、読んだおかげで子供たちを間違った道に行かないように指導しなければという気持ちにもなれた。

私はこれから、少年Aの親が書いた書籍・ご遺族の方が書いた書籍を読もうと思う。



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