私が彼氏にプロポーズすることになった日 アメリカで広がる「ジョイントプロポーズ」って?
彼「ジョイントプロポーズがしたい」
私「何それ?」
彼「日にちや場所を2人で決めて、お互いがプロポーズするやつ」
私「へぇ、初めて聞いた」
彼「アメリカで広まってきてるらしい」
私「ふーん、いいよ」
私は努めて余裕を見せて返事した。
けど、内心は複雑だった。
「結婚してください!」
「はい!(うるうる)」
というのを正直やってみたかった。なんなら、私もいつかするものだと思っていた。笑
今日、私が思い描いていた「プロポーズ」の夢はあっけなく散った。
「女だから」「男だから」というのは古臭いって分かっていたつもり。でも、自分自身も完全に「プロポーズは男性がするもの」だと思っていたことに気付いた。
普段よりちょっといい静かなレストラン。
ゆっくり美味しい食事を味わった後、指輪や花束が出てきて……
多くの人が想像するようなシチュエーションに私も憧れていた。
だけど、彼は「男性が一方的にプロポーズして、女性は『はい』か『いいえ』の選択肢しかないっていうのはおかしい」と言う。
確かに早く結婚したくても、何も言わずに待っている女性はたくさんいる。別に女性からプロポーズしたっていいのに、と私だって考えたことはあった。
ジョイントプロポーズは、2人でプロポーズの日を決める。そして、その日に向けて一緒に準備する。好きな場所に行ったり、大切な人に会ったり。どこで想いを伝え合うか、誰かに立ち会ってもらうか、よく話し合って2人だけのプロポーズの形をつくる。
考えたこともなかったやり方だけど、それはそれでちょっと楽しそうな気がする。
複雑な心境は今日から少しずつ整理して「私が彼氏にプロポーズするまで」を自分自身の気付きとともに、ここに書き記していこうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?