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【ITエンジニア】エンジニアと教育

こんにちは!
ITエンジニアのスクータムです。

今回は雑記に近いです。
最近は生徒さんに教える機会ができて、ITエンジニアに関して色々と考えることが増えてきました。

そこで、私の教育に対する考えをまとめてみようと思います。

なぜ教育に?

これは色々とあるのですが、自分は昔から教育に興味がありました。
経緯はころころ変わっているのですが、高校生のころからです。

なんだかんだITエンジニアになったのですが、教育をやりたいなーと思い出したようにやり始めました。

自分の事業を作ってみたい!という想いもあり、在庫などもないため、まずは副業という形でスタートを切ってみました。

また、ITエンジニアとして、教育について課題を感じているのもあります。
かなり辛辣な話にはなるのですが、「数年経っても、この人全然成長しないな」と思うことがとてもあるのです。

1年前と同じような設計・実装・テストミスをするのです。
本人は悪気はないのですが、行動に連続性がないのです。

こういったことをなんとかしてみたいな、もっとモノづくりの楽しみを感じて欲しいな、と思うようになりました。

ITエンジニアと教育を取り巻く環境

自分はマクロ的なトレンドは掴めていません。
なので、いったん私の体験を踏まえて所感をまとめてみます。

まず、現場志向がとても強い印象です。(他の業界もですかね??情報求む)
理論はいいからとにかく手を動かせ、そんな感じです。
自分としては、ここには半分くらい賛成です。

確かに、まずはソリューションを作るのが大切です。
ただ、エンジニアの仕事はその先が本番かな、と思っていたりします。健全な運用・メンテナンスあってこそのITサービスなわけです。

ここで、「このサービスはどうあるべきで、どこが課題か」は、知識がないとわかりません。ここがポイントで、理論を知らない人は既存設計・実装を無批判に受け入れてしまう訳です。

自分はやはり、理論の学習もとても大切だと思います。

次に、コミュニティやカンファレンスが盛況な印象です。
というのも、扱うサービスやソフトウェアの発達が早すぎて、キャッチアップが大変だからです。
正直、ユーザーたちで集まって色々話したほうが早いんでしょうね。

ちなみに自分は書籍で学習しています。
今はコンピューターの仕組みだったりを基礎から叩き直しています。

それと、プログラミングスクールもありますね。
ただ、自分は受けたことがないので正直よくわかりません。

今自分がやってみて思うのは、ITエンジニアをきちんと育てるのは、なかなか大変だ、ということです。

学ぶ対象の複雑さ

上記でもあるのですが、利用する言語やフレームワーク、ミドルウェアがどんどん進化したり、作られたりしています。
エコシステムが複雑すぎて、本業の自分でもよくわかりません。

こういうこともあってか、体系だった教育というのがなかなか見つからない印象です。
あるにはあるのでしょうが、独学信仰が結構強いですね。
SWEBOKなどもあるにはあるのですが…

また、基礎の学習よりも実務学習への信仰も強い印象です。
コンピューターサイエンスよりもまずはJavaだ!
みたいな感じでしょうか。

まあ、何を基礎とするか、という話もあるのですが…

私がやりたいこと

色々書いてきましたが、私は教育を通じて以下をやってみたいです。

  • 基礎を踏まえたエンジニアリングスキルの養成

    • 顧客の要望を深掘りし、適切なソリューションに落とし込む。

    • コンピューターとソフトウェア・ネットワークの仕組みを理解する。

    • ソフトウェア開発、サーバー管理を健全に行う力をつける。

  • ものづくりの楽しみを伝えたい、忘れないで欲しい

    • プログラミングに限らず!

いろんな人にITエンジニアリングを通じて、楽しく生きて欲しいなぁ、というのが私の考えです。

(あれ、これ大学でできるか??と思いましたが、コストの都合上、やる人は大多数ではないかと。自分はプログラミングスクールと、大学の間くらいを狙っています。)

それなりに知識がある状態とない状態では、やはり課題の気づきの質がまったく違うのです。
自分も今現在体感しているのですが、前任者の作ったものの、致命的な欠陥に気づいたりするのです。
こういった批判をするには、やはり知識が必要なのです。

まとめ

ITエンジニアとして生きていますが、教育をやっていますよ、というお話でした。
まだしばらくはサービス構築などなどですが、気長にやっていこうと思います。

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