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常設展示室を読んで

ひとが生きるのに必要なものの順番を思う。

絵画がその上位にくるひとたちの
六つのちいさなものがたりは
そのたいせつさを静かに教えてくれる。

自分を自分たらしめてくれる、
こころのよりどころとなるもの、
それとふたたび出会う意味、
今を支えてくれる胸踊った日の思い出、
破れる夢、
それでもそれがそこにあるというやすらぎ、
美術の世界の縁を歩くひとたちの人生の鮮やかな切り取り。

上白石萌音さんの解説が素敵。

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