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のばら珈琲

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この小さな看板がでていたら、のばら珈琲さんに行けます。コロナ禍のおりはお休みが多かったし、二人で行ったら、離れて座るように言われて諦めたこともありました。

そんな空振りを何度か繰り返して、ようやくののばら珈琲さん。

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この細い路地を入っていくのです。

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あ、あそこが入り口です。靴を脱いであがりますと、そこは落ち着いた雰囲気のアンティークな調度や品物に囲まれた空間でした。

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写真をたくさん撮らないで、というご注意書きがありましたので、二度に分けて撮りました。

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ジャズのレコードが回って、ゆったりと気怠げなリズムを刻んでいました。

それに、耳を傾けていると、自分はここにいるけど、自分の中のなにかしらふわりとしたものが、この空間を自由に舞っているような不思議な感覚になったりします。自分自身の時間を遡っていく感じもして、思い出の切れ端を拾ってみたりしたくなります。

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このコーナーは昭和の普通の暮らしの香りがしました。気取りなく、しかし丁寧に暮らしていたころの忘れ形見のようなもの。時代の名残りを楽しむところだなと思いました。

店主さんともお話しました。上京区のこと。なかなか馴染めないのは店主さんも同じだとか。詳しいことはお聞きしなかったのですが、上京区出身ではなさそうでした。

そんなことで共感しあうなんてと苦笑するのだけれど、この馴染めなさをあたしだけが感じているわけではないのだと思うとやっぱり!と気が楽になったりするのでした。

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これは家人へのお土産。

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レーズンサンド。ちいさな贈り物のようで。

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あーいい感じ。

読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️