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迷った時の選択で「その人生」はできている

何かの判断に迷ったとき、
「とりあえずやめておく」
のが癖になっていませんか?



こんにちは、ぶなさわです。

先日、「"ヤバい先延ばし"克服セミナー」という企画の募集を締め切りました。

その締め切り直前のタイミングで、参加を迷っている人たちに向けて書いた1通のメールがあるんですが、これはみなさんにもシェアしておく価値があるなと思ったのでnoteに転載しておきます。


なぜ締め切ったあとでこれを公開するのかといえば、これが宣伝目的で書いた文章ではないからです。

最後に追記もしたので、一度読んだ人もまた読んでみてくださいね。

====転載ここから====

◎「迷っている」ということはどういうことか?


何かのチャンスを目の前にしたときに「迷いが生じる」場合というのは、それに対して"魅力"を感じているときです。

そりゃ当然。なんの魅力も期待も感じないなら、見た瞬間にポイですからね。(実際、僕はスーパーのチラシなどは秒で捨てています。笑)

そこに「自分の人生が良くなる可能性」をみるからこそ、人は「手を伸ばすかどうか」という検討を始めるわけです。


ただ、同時に「魅力や期待を感じているにもかかわらず"行動できない"」ということは、心の中でブレーキがかかっているということを意味しています。

ブレーキとは何か?

それは、「自分自身が行動しないように踏みとどまらせる力」のことですが、多くの場合は"不安"が源泉になっています。

魅力や期待といったアクセルと同時に、
心配・不安というブレーキを踏んでいる。

これが「迷う」という現象なのです。

◎ブレーキのメリット・デメリット


誤解しないで欲しいのは、

アクセル=いいもの
ブレーキ=わるいもの

という単純な対比構造ではないということです。

アクセルは「今の自分」が持っていないものを獲得しに行く際に必要なものです。が、未知なる領域に足を踏み入れることになるので、失敗もついて回ります。

ブレーキは、そのリスクを避けるのに役立つのです。

「勢いまかせに突っ込んで、失敗してダメージを負う」というリスクは、ブレーキがあるからこそ避けられるわけですね。

今回の「迷い」を例にするなら、「僕のセミナーが超つまんなくて何の役にも立たない」というのがリスクですね。

参加しなければ、もちろんそのリスクは完全にゼロにすることができるでしょう。

よかった、安心だ。
現状は維持された。
これで何も起こらないぞ。


さて、リスクを避けたことでその人の人生は良くなったのでしょうか?

◎ブレーキの限界


もちろん、しょーもない失敗は避けたほうが賢明です。ない方がいい。

しかし、どこまでポジティブに見積もっても、"ブレーキ優先の選択"で手に入るのは「現状の維持」でしかありません。

「今のままの自分」が大好きで、何の不自由も課題も感じておらず、これぞ理想的!なのであれば、現状維持こそが正解でしょう。

でも、もしそうじゃないとしたら?

"理想の実現"を遠ざけているのは
「現状維持を選択した自分」なのではないでしょうか。

そう。ブレーキはブレーキで「理想に近づけなくなる」というリスクを孕んでいるのです。

"ブレーキ優先"の選択をする人の人生が停滞しがちなのはこれが理由です。


つまり、「迷った時はとりあえずブレーキを踏む」というのが無意識の習慣になっていることで、【アクセルのメリットを一切享受できなくなっている】のです。

ブレーキを踏み抜けば、アクセルに伴う「失敗のリスク」は最小化するが、「チャンスを逃すリスク」が最大化する。

これは逃れようのない現実なのです。

◎先延ばしの本質


もうお気づきの方もいるかもしれませんが、このメールでお伝えしているのは「"先延ばしの原因"の2つ目」に関する話です。

元々はセミナーに来た人だけにお話しするつもりだったのですが、その寸前で立ち止まっている人の背中を押せるなら「来る前にお伝えしておく」のも優しさかなと思って書いてみました。

僕のセミナーが「あなたの理想の実現」に貢献しそうかどうかは普段の発信をみて判断していただければ幸いです。

僕自身はいつもどおり「そんなこと考えたこともなかった!」という発見や、「そうすればよかったのか!やってみよう!」というモチベーションが湧くようなセミナーに仕上げるつもりでいます^^


来る人は楽しみに待っててくださいねー!

(※現在はセミナー募集は締切済み)

====転載ここまで====

というメールでした。


迷ったときの選択で人生はできている。
これまでもこれからも。


この事実と向き合わない限り、人間が"理想の生き方"に近づくことは決してありません。



自分の人生なのになぜか思い通りにいかない
望みとは違う状況にいつも陥ってしまう
遅々として理想に近づかない


そういう人たちには共通点があって、選択を迫られた際に「反射的に手を引っ込めてしまう」のです。


よく「チャンスは誰にでも平等に訪れる。違いはそれに気づけるかどうかだ。」なんてことが言われますが、もっと決定的に重要なのは「気づいた上でちゃんとそこに手を伸ばすかどうか」です。


僕も元々はメンタルぐちゃぐちゃ人間だったので「チャンスに手を伸ばすことの怖さ」は、嫌っていうほどよくわかってます。

だけど、怖いながらに、恐る恐る手を伸ばすということをしてきたから「前とは違う自分」へと、ほんの少しずつですがアップデートを続けてこられました。


手を伸ばした結果、色んな失敗もしました。
無駄金も無駄な時間もたくさん使いました。
無駄骨も折ったし、心だって何度も折れた。

でもその全てが今の僕を作っています。

選択を迫られたときに「とりあえずやめておく」を選んでいたら、今でも10代の頃のように、他人と自分との違いに打ちひしがれるだけの毎日を送っていたと思います。


あの人はあんなに才能があるのに、
あの人はあんなに立派な仕事をしてるのに、
あの人はあんなに他人から好かれるのに、
あの人はあんなに幸せそうなのに、

どうして自分はこんなにも無価値で不幸なんだろう、と。


そんな風に自分を呪うだけの日々を、30代になった今でも送っていたに違いありません。


ここまで読み進めてくださっているということは、あなたも少なからず僕と「スタート地点が似ている」、そして「目指すゴールが似ている」ということだと思います。


だからこそ、言わせてください。


迷ったときの選択で人生はできています。
これまでもこれからも。



ぜひ、自分を理想に近づける選択をしていきましょうね。


怖いですよね?僕だって怖いです。
でも大丈夫。みんなで歩けば怖くないから。


そのための"学びのコミュニティ"を用意しているつもりですし、これからもそれを守り続けていきますので、一緒に歩いていきましょう。

ではまた。


ぶなさわ

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