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私が独り占めしてる言葉

毎回のnoteは
気が向いた時に、
気が向いただけ書く。

そんなぶっきらぼうな言葉達の集まりが
今の私には一番しっくりきている。

最近、noteを褒めてもらえることが増えて、
自分の言葉について考える機会ができた。


私にとって言葉はなんというか、
複雑で掴みづらいし、傷つくし、怖い。
だけど、
夢中になるし、気になるし、追いかけたい。

矛盾でいっぱいだけど、
それが私が持ってる”言葉”なんだと思う。

今回は、
そんな私にとっての”言葉”の話を少ししよう。


私の言葉の色


“君の書く文字は
モノクロのようなカラフルなような、
不思議で宙を舞う感じだね。”

と最近言われた。

言われてすぐは、頭の思考が大停止した。
文字がモノクロ?カラフル?

当たり前じゃん。
書く時は白い下地に黒の文字。これ基本!
だから、モノクロでしょとツッコんだ。

いや、そういうことじゃない。

そう言いながら、
本人は満足そうで嬉しそうで
すっごいニヤニヤだった。

だから有難く、その言葉は頂戴した。

でも今ならわかる。
この感覚、私にも伝わるし
言葉の好きなところ。

誰かが、
同じ言葉を話したり書いたりしてても
なんか違う。

その人の人柄の色が見えて、
自分の心があったかくなって、
文字一つ一つがその人の色で染まっていく
そんな感じ。

お金で買える小説もエッセイも、
作者の人の色が見えるような気がするし
その人柄に惹きつけられる。

友達や家族との何気ない会話も、
お店での注文も、
私の耳に入ってくる言葉には
何かしら色がついてる感じがする。

そして、言葉の間と語尾。
これもかなり人柄がでる。

早口かゆっくりか。
語尾をあげるか、それとも下げるか。
ちょっと間をとってみるか。

いつもありがとう
の一言にしても1つ変えるだけで
全然違う。面白い。

だから、同じ言葉を話しても、
人によってなんか違う。色がでてくる。


じゃあ、
モノクロでカラフルな色を持つ私は
どんな人間なのかな。

そして、宙を舞う感じ。
よく君はつかめない人間と言われるから、
わかる人にはわかるんだと思うけど。笑


自分には自分も知らないところが
沢山ある。面白い。知りたい。


時に言葉は化ける


私は動作とか表情とか
少し人より敏感で影響をうけやすい。

そんな中、
言葉はさらに決定打撃をうけるもの。
何かの曲にあったけど、
言葉はピストルみたいに胸にズドンとくる。
いいことも悪いことも全部。

だから、危ないって思ったら
よける。逃げる。塞ぐ。流す。


でもこれだけは、ちゃんとやりたいと思って実践してることがある。

それは、その時に感じた素敵は
新鮮なうちに相手に届けること。

綺麗にまとまらなくても
素敵を口に出して伝える。

少し時間が経っても、
さっきのあれなんかいいなーって思った
とかなんとか言って
相手が覚えてなくても伝える。

学校の発表とかも一緒なのかも。
せっかく頭の中に言葉があるなら、
言わなきゃ勿体無い。
誰かに伝えないと勿体無い。

そんな思いで、閃いたらすぐ手を上げる。

相手を嬉しくさせたり、
もっといいものになる可能性があるのに
閉じ込めたくない。

自分の口から音にしないと、
言葉は伝わらないから。

今日はいくつ、
彼や友達、街や空の素敵に気づけたかな。





たまに、思いより口が先に口走ったりして
言った後にハッとなる。こんなん全然ある。


だけど、
ちゃんと悩んで謝るので
後からオッケーにしてください。


言葉はピストル。
引き金を引けば当たり前に人は死ぬぞ分かってて言ってんの

Saucy Dog「怪物たちよ」

あ、これだ。
ここの歌詞、なんかゾクゾクくるとこ。

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