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固い股関節…。まずこれをやってみて。

『股関節固いんです。』

そんな方、結構多いかと思います。


じゃぁ早速ストレッチを…

と行きたいところですが、少し踏みとどまってください。

股関節が固くなる原因は様々。

やみくもにほぐしてしまうと、

バランスを崩したり、

かえって固くなってしまうケースもあるんです…。



股関節をほぐさない方が良い場合

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①あえて固めているケース

股関節は、もともと大きく動く関節。

なのでバランスが悪くなると、その動きをコントロールできなくなります。

そうなると、あえて筋肉で固めてバランスをとることもあるんです。

もちろん無意識に。

このような方にストレッチをすると、
余計に歩くのがフラフラになっていまう場合もあります。



②ストレスで縮こまっているケース

精神的につらいとき、背中は丸くなります。

そして太ももの内側の筋肉を固めて、

『内また姿勢』になります。

これは防御の構え。

なので無理にストレッチしてしまうと…

反動で筋肉がより固くなってしまったり、
かえって気持ちがつらくなってしまう事もあるんです。

なので、まずは股関節ではなく、
他の部分から柔らかくしていくのがおすすめです。


最初は背骨からほぐすのがオススメ

実は、背骨と股関節の関係はとっても深いんです。

例えば…

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背中が丸くならなかければ、こんな風に股関節は曲がれません。


また、

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背骨が伸びてくれなければ、こんな風に股関節は後ろに行きません。


こんな風に、ほぼすべての動きで股関節と背骨が一緒に動いているんです

これ、ホントです。


そして、ほとんどの方が背骨が固くなっています。

なので、

『背骨を動かせば、自然と股関節もよく動くようになる。』

ということなんです。

背骨が動くとバランスも良くなり一石二鳥。



簡単な背骨体操

まず、自分が『股関節が固い!』と感じる動きをしてみてください。
どのくらい動くでしょうか?

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次に背骨の体操をしていきます。

背骨の動きは、この4つ。

・丸める
・伸ばす
・横に倒す
・ひねる

なので、この動きをしっかり作ればとりあえずOKです。


①丸める

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ほっとため息をつきながら、力を抜いて丸くなりましょう。

※息を吐きながら、10秒ほどキープ。


②伸ばす

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腰ではなく背中を意識して、ゆっくり伸ばします。

※気持ちいを感じる場所で、10秒ほどキープ。


③横に倒す

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これも腰ではなく体の真ん中を意識して、横に倒します。

左右行ってください。

※気持ち良く感じるところで、10秒ほどキープ。


④ひねる

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足も含め、このように全身でひねっていきます。

※ひねった先で深呼吸しながら、10秒ほどキープ。


体操を終えたら、もう一度固い動きをしてみてください。

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変化を実感できる方、多いと思います。



固い関節そのものを動かさなくても、
背骨を動かせば一緒に柔らかくなることが多いです。

背骨は年齢と共に一番最初に固くなる場所。
ここが固くなってしまうことで、
手足もどんどん固くなってしまいます…。

簡単な体操でもOKなので、
日々のケアに取り入れてみてはどうでしょう?

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