もう少し【詩】

新芽の季節では無いが
ぼくには新しい
たくさんの声が聞こえる
たくさんの光が身体を照らす

大胆な画角で
大胆な視点で
大胆な姿で
階段を登るのだ

冷めないお湯など
気持ち悪い
そんなものあるものか

勝手に進む毎日
明後日なんて
あっという間に
過ぎる昨日

夕べのお湯を
沸かし直して
入ってやるぜ
ふざけんな

だから
もう少し
見ていたいんだ
あなたの顔

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