契約書【詩】

今朝、4時34分に目を開けた
光は見つからない
不思議な音に気づいた
キリキリキリ
キリキリキリ
キリキリ
止まった
場所がわからない
脳に直接入り込んだのかもしれない
だって少し姿が変わったもの
得体のない
姿のないもの
弄ぶように
試すように
手の内を見せられても
手も足も出ない
そのうちこんなことも
消えてなくなるだろう
何も無かったの
それだけのこと
契約書の話しなんてまだ
そこまでじゃない

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