ウクライナ情勢がますます切迫してきました。少し前からこの国に関心を持って、何冊か読んだので紹介します。 冒頭の画像は手元にある3冊です。うち1冊はkindle版で、表紙画像を表示したタブレットを写しました。 左の中公新書『物語 ウクライナの歴史』は駐ウクライナ大使も務めた外交官、黒川祐次氏2002年の著作で、やや古いですね。巻末に略年表も載っていますが1999年まで。しかしウクライナという国家がまだ存在していなかった古代、スキタイから説き起こしていて、歴史が一望できるのが
ブルラッシュ(bulrush)とは、正確に説明しようとすると長くなってしまいますが、かいつまんでいうと英語で葦の仲間の草、パピルスを指します。冒頭の画像で小学館『ランダムハウス英語辞典』(第2版)bulrushの項のスクリーンショットを示しました。古代エジプトで紙を作るのに使われた植物です。 先人が紙などの物質に記録を残してきた結果、私たちの現在があります。そのことへの感謝の念を込め、他者と自然への畏敬の念を形として表すことを企業理念の中心に据えて出版業に取り組みます。
2021年12月に株式会社ブルラッシュという法人を設立し、書籍の企画、編集、制作、および販売事業などを手がけています。自己紹介代わりに、これまでに携わった仕事の内実に関して以前はてなブログに書いた記事 https://zokkon.hatenablog.com/entry/2019/12/07/060000 を若干修正して掲載します。 とある中堅出版社で10数年にわたり、2カ国語辞典(具体的には英和辞典と和英辞典)の編集という仕事をしてきました。「出版社」「編集」と一口に言