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私の好きなFFのボス戦の曲

もうすぐ、『FFⅦリバース』が発売される。今月の2月29日だという。然し、PS5を持っていない私としては、最早関係のないことである。
で、来週の2月11日は『FFⅧ』の発売から25周年、という記念すべき日であるから、私の好きなFFのボス戦の曲を考えてみた。

そのベスト10ではあるけれども、私は基本的にはPSFFが大好きなので、その辺りがほとんどを構成すると思われる。

第10位 『シーモアバトル』…『FFⅩ』 2001年

『FFⅩ』のシーモア最終異体との戦闘である。
シーモアは『FFⅩ』のヴィランであるが、私は当時、FFとコカ・コーラのコラボ企画において、1本につき1個フィギュアが付いてくるようなものがあったのだが(2000年の『FFⅨ』の発売前にもあったのだ。これも死ぬほど蒐めたね)、そこで、シーモアは完全に仲間、的な感じに見えたものだ。初見では。然し、髪型が奇抜すぎることと、セフィロスという前科、更には発売前にはなんかユウナと挙式あげてんじゃん!となり、なんかよくわかんねー奴だなコイツ、となり、結果、諏訪部順一のヴォイスが最高に良かったものと同時、粘着質の屑野郎かつ可哀想な男であり、最終的には、シンに吸収されただけじゃねーか、とティーダさんに言われてしまう、哀しい男。
そんなシーモアだが、最後はスロット付き来迎仏へと転身し、それが微妙に弱かった。曲はいい。何度聞いてもいいのだが、音楽単体で聞いたら妙なリズムのヘンテコダンスの曲にも聞こえる。

第9位 『バトル1』…『FFⅨ』 2000年

当時、7、8と、あのイントロが無くなってしまった。いや、8では、ラスボス戦で出てくるのだが、然し、通常戦闘時のイントロである。
それがⅨでは復活したのである。
戦闘の入がなんかファンタジックで好きだね。私は、『FFⅨ』は発売から毎夜毎夜起きてやり込んでいた。今でも、ジタンは1番好きな主人公であり、あの服装に憧れている。

第8位 『The Extreme』 『FFⅧ』 1999年

『FFⅧ』のラストバトルの曲である。なので8位とした。
『FFⅧ』のラストダンジョンは最高だった。アルティミシア城。あのラスダンを超える場所はあるのだろうか。
BGMも良かったし、私はあそこに住みたいと本気で思ったね。まぁ嘘だけどね。
ラストバトル、というのは、RPGにおいては、基本的にはそれまでの物語で様々なトラウマを克服して成長し、一人前のなった仲間たちが、最後の落とし前をつけさせにいく、最高に上がる場面なのである。
そう、ラストバトルはそれぞれのキャラクターの詠唱や特殊技なんかもじんわりと見ちゃう。なぜならば、ここは彼らの卒業式だから。

冷静に考えると、『FFⅧ』のストーリーも何がなんだかよくわからないが、然し、私には1番好きなFFなのである!25周年おめでとう!

第7位『更に闘う者達』…『FFⅦ』 1997年

『FFⅦ』だから7位にしたわけではない。然し、この曲を聞くと思い出すのはいつもロストナンバーである。あいつ、強かったな……。
なんだろうか、『FFⅦ』の曲はまだスーパーファミコンの時代と地続きというか、意外と2Dとかでもマッチする曲が多い。PS時代はそれを感じる。
『片翼の天使』?嫌いじゃないけどね、あれは確か、オペラの『カルミナ・ブラーナ』が元ネタで、それを植松伸夫は誰にもわかるまい、と思っていたら、翌日にはバレていて、ネットにはすごいやつがいると驚愕したエピソードが好きだ。

第6位『J-E-N-O-V-A』…『FFⅦ』 1997年

何度でも言おう。ラストバトルとは卒業式である。
いや、この曲はラストバトルではないが、ラスダンの最終部、星の体内において、皆が頷き合って、エアリスの思いを解放しに行く、というシークエンスで流れるものだから、うぉー!とテンションバグ上げなのは言うまでもないだろう。そこからの鉄巨人連チャン!
無論、宝生戦も忘れてはならない。然し、宝生は最終的にすごください宇宙人みたいなナニカに変化していたが、あれは何なんだ?

第5位『敵襲』…『FFⅩ』 2001年

『FFⅩ』のボス曲である。
なんというか、禍々しい、めちゃくちゃ緊迫感のある音楽で、最高である。
なんというか、マジモンの強敵が出てきたときには、これくらいの緊迫感が必要である。モンスター、というのは本来は圧倒的な化け物。命がけで戦うからカタルシスがあるのである。

『FF』はコンポーザーを、1〜9までは植松伸夫氏1人で、10からは仲野順也氏、浜渦正志氏の3人体制で作り、ついに12では崎元仁氏、13は浜渦正志氏と、どんどん変わっているのである。
仲野氏、といえば『デュープリズム』であり、このサウンドトラックは値千金の作品であり、何度聞いても飽きない、帯にあったように、まさに音のアトリエである。

第4位『妖星乱舞』…
『FFⅥ』 1994年

やはり、この曲である。この超大作である。

然し、瓦礫の塔、世界崩壊、幻獣と人間のハーフ、魔導、オペラ、と、厨二病的でもあると同時に、退廃的なこの美しきスチームパンク世界はどうだ。
やはり、天野喜孝氏の影響もあるだろうが、昔のFFには退廃性があったように思える。
デカダンス、と呼べるFFはこのⅥのみであるが……。
で、『妖星乱舞』。このケフカ戦の前の盛り上がりは素晴らしいね。最早決戦にふさわしくてね。何度聞いても上がりますね。
それからティナ。ティナはやっぱりFFで1番美しいね。幻獣と人間の子供だから、まさに神であり、その儚さが表現された奇蹟的なキャラクターでしたね。

第3位『閃光』…『FF13』 2009年

『FF』の戦闘曲で1番かっこいいのは?閃光に決まっているだろう!閃光、即ちライトニングであるわけだが、結局ライトニングってなんだったんだ?
然し、この、浜渦氏の完成形とも呼べるこの素晴らしい1曲のみで、『FF13』は当初の予定通り、神話になったわけである。

第2位『ボス戦』…『FFⅫ』 2006年

ボス戦て……何や身も蓋もないタイトルやなぁと思いつつも、ここまで冒険の躍動感溢れる、かつドラマティックな楽曲はなかなか出会えない。
やはり、崎元仁は最高だ。
崎元仁、即ち、旧スクウェア第4開発部といえば、教団、なわけであるが、この教団の傑作『ベイグラントストーリー』も戦闘曲はガチで神がかっていてねぇ……。私は特に、オープニングが最高に好きで好きで……。やはり『ベイグラントストーリー』がゲームソフトでは№1だな。

第1位『自由への闘い』 『FFⅫ』 2006年

これはねぇ……。もう素晴らしいですよ。その一言ですね。
曲はだんだんだんだんと盛り上がっていって3分を迎える頃に、決戦が始まるわけね。ここは映画的ですよ。素晴らしい。敵がヴェインっていうのがどうもね……。でもね、このフィールドの感じもね、やはり『ベイグラントストーリー』のラストバトルのギルデンスターン戦を思い出しましたね。
もうね、自由への闘いってタイトルがいいですね。これは正直、FFにおける山王戦みたいなもんでね、私もガンビットを組んで、木暮ばりに、『頑張れアーシェ!頑張れパンネロ!頑張れフラン!』と、応援だけしていました。

動画はYou Tubeからお借りしました。

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