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自己責任社会のなかで


「デジタルデバイスが近くにあるだけで、認知機能は大きく低下する。デバイスの存在を近くに感じた時点で、目の前の作業に使える認知のリソースは減ってしまうのだ」  スマホは現代人の生活を大きく変えましたが、そのいっぽうで古代に生まれた脳は技術の発達に追いつけず、限りある認知のリソースをムダに消費しています。 その点で、現代人の集中力の低下も立派な文明病のひとつ

最高の体調 ACTIVE HEALTH 鈴木佑

老後2000万円問題
寿命100年説、
年金もらえない問題などなど。

今までは会社や社会のルールに沿っていれば、それなりの人生が送れていた(ようにみえた)のに、現代は個人の責任が随分と大きくなったように感じます。

そんな変化について生きづらい社会になったというコメントはよく見かけます。

歴史を振り返ってみれば、戦後の高度経済成長から、ここまで豊かになり、国民が守られた時代はなかったと言えるでしょう。

最近強く思うのは、日々接する情報が表面的なものばかりになり、自分の血肉になるような学びが減っているということ。

冒頭で紹介した本の引用の通り、デジダルデバイスとの距離感が密接になればなるほど、その傾向が強くなっているように感じます。

デジタルデバイスは、自分の意思で触っています。じぶんの学びが減ったり、なんだかストレスが溜まるのも、自分の責任になります。

だからこそ、少し身体に鞭を打ってでも、日々の生活の使い方、特にデジタルデバイスとの距離感は考える必要があります。

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